攻撃優先度

攻撃優先度とは

Glenelgでは戦闘時、単に近くにいる敵を狙うようなことはしません。
敵の数や相対的な距離、その敵の強さなどを加味してどの敵を攻撃するかの判断を行うようにしています。
そのために必要な情報として、(特定の種類の)敵がどれくらいの脅威なのか・どれくらいの優先度で扱えばいいのかは、利用者がホムに教えてあげる必要があります。
例えば『リビオは危険』『インジャスティスは普通』『ポリンは無視していい』というような感じ。
それが「敵ごとの優先度」という設定です。

敵ごとの攻撃優先度

Glenelgでは「ROクライアント上での命令操作」や「GlenelgWatchの敵学習画面の操作」によって「敵種類ごとの優先度」を設定することができます。

敵ごとの優先度は0~9の数値で指定します。より数値が大きいほど「危険で、優先して倒さなければならない敵」として扱います。
何も指定していない敵への攻撃優先度は「5」です。

具体的な判断処理

これ以降は、ホムンクルスの判断の流れを記載します。
プレイヤーのみなさんは詳細を知る必要はありませんが、何かの参考になるかもしれませんので、興味があればどうぞ。

Glenelg では、味方(ホムンクルス本体、オーナーアルケミスト、友達登録されたキャラ)たちが複数の敵に囲まれたとき、どういう順番で攻撃する敵を決めるか、決まったルールに従って動作しています。
この際には、前述の「敵の種類ごとの優先度」も加味して判断します。

基本的な優先度(パッシブ戦闘時)

Glenelgでの原則的な攻撃優先度は、「より多くの敵に襲われている人を助ける」ような優先度です。
味方とは「オーナーであるアルケミスト」「ホム自分自身」「友達登録されているキャラ達」のことです。
そしてその状況にあわせ、以下のような順で「攻撃すべき敵」を決定します。

  1. まず、上記味方の誰かが「攻撃を受けている」か否かを調べます。
  2. もし「敵が1体だけ」なら、選択の余地なくそれを敵として攻撃対象にします。
  3. もし「敵が複数」なら、上記グループごとの分類で「味方の誰が一番多くの敵から攻撃を受けているか」を探します。
  4. そして、その敵の具合で「味方のどのグループの敵を攻撃するか」を決定します。
    1. 「ケミとホムにきている敵の合計」よりも、友人(達)への敵の方が多ければ、友人達の敵を狙います。
    2. 友人は1人1人ではなく「登録した友人全てに対して」数を数えています。
    3. 上記でないならば、ケミとホム、より多くの敵を抱えているほうの敵を攻撃します。
  5. 1人(友人の場合は友人達)へ行っている敵が複数いる場合は、ホムに近い側から適当に1体を選んで攻撃します。
  6. 味方の誰にも攻撃が来ていないとき、もしケミが何かを攻撃しているようなら、ケミと一緒に攻撃します。
  7. これは暗に草などの「攻撃しない敵」は共同で攻撃するということを意味します。

このような判断の結果、複数の敵が攻撃対象候補となる場合『より優先度の高い敵』かつ『より近くにいる敵』を選ぶように動きます。

例えば優先度4の敵と優先度6の敵の2体から攻撃を受けている場合は、(もしそれがより遠くにいても)まず優先度6の敵から攻撃をします。
ユーザーが明示的に優先度設定していない敵は「優先度5」として扱われます。

基本的な優先度(アクティブ戦闘時)

アクティブ戦闘時も、基本はパッシブ戦闘時と同じです。
唯一の違いは、パッシブでの全判定が終わってもまだホムが攻撃をしていない状態なら、周囲にいる「戦闘をしていない」敵を対象にして攻撃を仕掛けます。

これに加えて、敵ごとの優先度に応じて「数を無視してでも優先/無視」するような判断を行います。

総合的な例

カスタマイズ

攻撃優先度については、さまざまなカスタマイズ項目が存在しています。
以下にいくつかの例をあげます。