カスタマイズについて

Q. カスタマイズ方法が「iniファイルを使う」「RO画面設定する」「Glenelg Watch」と複数あり、どこからどうすればいいのか迷ってしまいます。

A. 基本的に、以下のような分け方になっています。

もちろん多少の例外はありますが、おおむね以上のようなものと理解してください。

Q. iniファイルが多すぎて、よくわかりません。どれをどうを使えばいいの?

A. 前述のとおり、基本的に iniファイルを直接操作する必要はありません。
まずはGlenelg Watch の設定を操作してみてください。

どうしても iniファイルを操作したい場合のために以下説明します。

カスタマイズ用のiniファイルはたくさんありますが、その多くは「ホムの種類ごとの設定」を記載するためのものです。
ホムの種類は、タナトスパッチでの第2形態や進化、ホムSを含めて 21種類が存在しているため、結果的にiniファイルも多数存在しています。
言い換えれば、普通はあなたが使っているホムは1種でしょうから、設定をいじるのは進化前後を含めてせいぜい4ファイル程度です。

詳しくはGlenelgで使用している外部ファイルを参照ください。

Q. RO画面からの設定と簡単に言うけど、操作が難しくて覚えられないよ。

A. おっしゃるとおり、暗記するのは無理ですよね。友瀬もそう思います。
そのため、覚えなくても大丈夫なように GlenelgWatch の初期画面でヘルプ的に表示するようにしています。

⑤でA+S+Rの配置確認できる

ここの⑤部分に「A+S+Rガイド」というタブがありますね:これは「Alt+Shift+右クリック」を意図した略語です。このA+S+Rガイド部分に書かれている『3x3領域』の配置にあわせて、ROクライアント画面の任意領域を「Alt+Shift+右クリック」すればよいのです。

Q. なんで 敵ごとの設定をRO画面操作させるの?

A. 誰かにモノを教える・自分が何かを学ぶ際には、机上での勉強よりも実習したほうが早くかつ現実的な学習となるものです。
Glenelgでは上記を前提に、ホムンクルスを実際に戦わせてその様子を実際に見た感覚で学習させるほうが効果的と考えて、この形にしています。
また、現在は Glenelg Watch のGUIを用いての設定も可能になっているので、そちらもご利用ください。

Q. 敵ごとの設定について。個々別ではなく「回避性能が高い敵には~」「MDEF高い相手には~」というような能力判断指定はできない?

A. 残念ながら、Glenelg ではサポートしていませんし、今後もサポートする予定はありません。
どの敵にどう戦うかは、あくまで個々についてホムに直接教えてあげてください。

Q. ホムに攻撃系スキルを自動使用してもらいたいんだけど、どう設定すればいい?

A. Glenelg では、標準状態で攻撃スキルの自動スキル使用に対応しています。
ただし、ホムS 以降では「前世の姿がわからない」こと、および「攻撃スキルも複数所持する」ことから、どのようなスキルを使うかを利用者が設定する必要があります。
設定は Glenelg Watch から実施できます。詳しくはGlenelg Watchのホムンクルス設定画面を参照してください。

Q. 攻撃系スキルを勝手に使われるのは困るので、使わないで欲しい。

A. Glenelg Watch の画面から設定可能です。
攻撃スキルは具体的に指定しない限り使用しないので、そういう対応が可能です。詳しくはGlenelg Watchを参照してください。

ただしこうしてしまうと本当に一切攻撃スキルを使用しなくなります。
もし敵ごとに使ったり使わなかったりという指定をしたいときは、攻撃スキル自体は指定して、別途敵ごとの学習設定で対応してください。

Q. 草に対してスキルを使わないようにしてほしいが、どう設定すればいい?

A. RO画面上で、ユーザー操作でそれを教えてあげてください。iniファイルの編集は不要です。

こういう指定をしたい場合は、まずその対象となる敵を一度、ホムに攻撃させてください。そしてそのまま、他の敵を攻撃する前に「スキル使用率-」操作をしてください:初期状態では「RO画面右下の方をALT+SHIFT+右クリック」です。うまく操作できれば、状態表示窓に「SkillRate 0 to xxxx」という感じに表示がでるはずです。SkillRateが0ならば、スキルはまったく使わなくなります。

Q. 強敵のハンターフライにはカプリスを連打してほしい。どうすればいい?

上の Q.とほとんど同じ操作で、実現できます。
使用率を増やしたい場合は同様に「その敵を攻撃した後」「スキル使用率+(初期状態では画面右上の方をALT+SHIFT+右クリック)」してください。状態表示窓に「SkillRate 2 to xxxx」という感じに表示がでるはずです。この「2」というのが使用倍率です:これでその敵に対して通常の2倍の確率でスキルを使います。同様の操作を繰り返すことで、SkillRate を最大9倍まで設定できるようになっています。

Q. バニルは標準AIだとアクティブ索敵なので、横殴りしてしまって困る。アクティブ索敵しないようにできる?

A. Glenelg ではすべてのホム種類において、標準では「体力が十分にあればアクティブ策敵」になっています。これが嫌な場合には GlenelgWatch のホムンクルス設定内「共通:攻撃」タブ内の設定を変更することで調整できます:当該画面の「体力による動作設定」内にある左側のスピンボックスの値を100にすることで、実質的にパッシブ動作限定にすることができます。

ただし、Glenelgのアクティブ索敵は横殴り防止の仕組みがはいっています。また策敵範囲も非常に狭くなっており、総合的にはほとんど迷惑行為にはならないと思います。多少のアクティブ索敵は操作性を向上させるので、一度試してみてから設定を変更することをお勧めします。

Q. 「体力が多いときアクティブ策敵」するようですが、私は常にアクティブ策敵してほしいです。

A. 上述の「共通:攻撃>体力による動作設定」の左側スピンボックスをゼロにすることで、常にアクティブ策敵にすることは可能です。

ただし、Glenelgでは「HPがある程度減少すると逃亡する」仕組みもあります。この逃亡チェックは「アクティブ策敵の条件」よりも優先度が高くなっているので、上記の変更だけでは体力が減ったときには(アクティブ策敵どころか一切の)戦闘を放棄して逃亡を開始します。

生存率を考慮して、同じ「体力による動作設定」内の右側スピンボックスの値も修整するのがいいでしょう。本当に「全力アクティブ」にするには、右側もゼロにする必要があります。

Q. アクティブ策敵範囲が狭くて使いづらいです。広くできないの?

A. できます。GlenelgWatchのホム設定内、「共通:攻撃>Active策敵範囲」内の値をいじってください。

ここの値がゼロだと、実質的にアクティブ索敵は行いません。

Glenelg では横殴り防止判定の仕組みが入っていますが、これにはデリケートな条件があるため判定失敗して横殴りしてしまうリスクがあります。「第三者存在時」の値は小さめにしておくことをお勧めします。

Q. ホムが他の敵を攻撃している最中に、より優先度の高い敵が現れたら、現状の攻撃を即中断してその新しい「より危険な」敵を攻撃してほしい。

A. 優先度の高い敵が現れたときに対象を変えるためのオプションが存在します:GlenelgWatchのホム設定内、「共通:攻撃>優先度チェック」で「同時攻撃および優先度7以上のみ」もしくは「わずかな変更もチェック」にしてください。

前者の場合、「今攻撃している敵の優先度の敵が6以下の状況で、優先度7以上の敵が出現」したならば、その高い優先度の敵に攻撃対象を変更します。後者の場合、単純に「今攻撃している敵よりも優先度が高い」だけで、その敵に対象変更します。

Q. ボスが攻撃を行っているときは、その敵を一緒に攻撃するようにできない?

A. できます。GlenelgWatchのホム設定内、「共通:攻撃>優先度チェック」で「同時攻撃のみ」、もしくはそれよりも下にある選択肢を選んでください。

ただしこうすると、全ての敵について常に「ボスと同時攻撃」してしまうので、状況によっては不自由でしょう。敵ごとに同時攻撃するためにはこの設定ではなく、敵ごとの学習操作を行ってください。

Q. チャットコマンドがまったくうまく動きません。

A. チャットコマンドを使用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
詳しくは GlenelgWatchの「Chatコマンド」を参照してほしいですが、チェックポイントは以下。

Q. 体力が減ると逃亡するのが嫌です。死ぬまで攻撃を続けるようにできませんか?

A. できます。Glenelg Watch のホムンクルス設定タブ内、
『体力による動作設定』部分にある右側の値を「0%」にしてくdさい。

ちなみにこの値は本来、どれくらいの割合までHPが減ったら逃亡開始するかを決めるものです。ホムンクルスのHPの多寡にあわせて、使いやすい値に設定するのがお勧めです。例えばHPが少な目のフィーリルでは、多少大きな値にしたほうが生存率は上がるでしょう。

またカスタマイズではありませんが、手動で敵を攻撃指定した場合には、体力状況にかかわらず戦闘を続行します。状況が許すのなら、そういう回避方法もある、と提案しておきます。

Q. 「進化したあと攻撃速度が遅くなる」という話があり、これの対処も可能と聞きましたが?

A. 一応対処のための仕組みは作りこんであります:iniファイルの直接編集で対応します。
ai_option.ini 内、「EXTRA_ATTACK_ACTION」の値を大きくしてみてください。この値を1もしくは2にすることで、他の多くのAIで対応しているのと同じ論理処理になります。

ただし、この項目は「論理的には裏づけのない、経験的な事実からの対処療法」であることはご理解ください。全てのユーザーで、この設定で改善がなされる保証はありません。