状態表示とは、ホムンクルスが文字通り「自分の状態」を表示することをさします。
Glenelgではユーザーが「移動」や「攻撃」以外の何らかの操作を行ったなら、GlenelgWatch の状態表示ウィンドウに何らかの表示が行われます。
逆にいえば、操作したつもりなのに何も表示がなされないならば、それはうまく操作がなされていなかったことになります。
また、一部の機能ではホムンクルスが自律判断した内容をユーザーに見せたいときがあります。それも GlenelgWatch に表示されます。
Glenelgでは、ホムンクルスの動きを大きく3つの状態でユーザーに見せています。
標準AIでも持っている「通常状態」「待機状態」の2つと、Glenelg独特の「命令待ち」状態です。Glenelgでは、ホムンクルスが上記3つのうちのどの状態になっているのか、常に状態表示ウィンドウに表示しています。
状態表示ウィンドウには、常時以下のいずれかが表示されています。
標準AIでの「通常状態」と同じ、ホムンクルスの基本となる状態です。
AIが新規起動された場合、基本的にこの状態です。
この状態では、ホムンクルスは周囲の状況を判断して自律的な移動・戦闘を行います。またユーザーはいくつかの命令操作(ALT+SHIFT+右クリック)を使って、敵の種類ごとの対処方法をホムに教えたり、友達登録をするなど、多くの基本的な操作も行えます。通常状態で実施できる操作は、基本的な操作方法に記載されています。
標準AIでの「待機状態」と同じ、基本的には何もしない状態です。
標準AI同様、通常の状態からの「待機」操作(ALT+T か、ホム右クリックのメニューで「待機」)によって移行します。
通常状態への復帰も同じ操作で行えます。
また、ALT+右クリックでの「移動」「戦闘」指示でも通常状態へ復帰します。これについてはカスタマイズで「待機を維持」する設定もできます。
待機状態では、ホムンクルスはオーナーアルケミストから離れないように追従して歩く以外、一切自律的な動作をしません。
このAI独特の状態です。
アルケミストの周囲の地面いずれかを「ALT+SHIFT+右クリック」することで、このモードに移行します。
再度アルケミストの周囲の地面を「ALT_SHIFT+右クリック」するか、ALT+T操作で通常状態に戻ります。
命令待ち状態では、ホムンクルスは自衛戦闘以外は積極的な移動・戦闘は行いません。
ユーザー操作についても、前述の解除を行うまで、通常の移動や戦闘指示(ALT+右クリック類)は無視します。
その代わり、ユーザーは命令操作(ALT+SHIFT+右クリック)やチャットコマンドによって、ホムンクルスに更なる複雑な命令を指示することができます。
命令待ち状態で行える操作は、以下のページに記載されています。