日記/2007-03-12
件の移動キャンセル関連。
AIスレにこんな書き込みが。
鳥の場合、Fleeの高いMob(JKなど)に対してはモーションキャンセルした方が殲滅力は高かったです。 Defが低く、大量に倒すMob(婆など)に対してはMLの頻度を上げた方が最終的な効率は高くなります。 私の場合はMobのLvとAgi値からFleeを算出してその値を1つの条件に入れて モーションキャンセルの使用/未使用を分岐しています。 現在は対象Mob情報から使用/未使用の条件分岐を行うのがAIの最低限の機能だと思いますね。
ん〜・・・友瀬的には「最低限の機能」だとはとても思えません。
これは「自動化の最適解の1つ」くらいだと思います。
最低限必要というのはせいぜい「手動で移動キャンセルするか否か、適時切り替えられる」とか「Mob種類で使用未使用を自動判断する」ってとこです。
それがあればゲームとして最低限のことはできます。
実際Glenelgでも、それに近いレベルの実装にしています。
もちろん人によって、基準は違うのでしょうが。
以前にも触れましたが、友瀬的には数値情報だけから勝手にAIの動作を変える、というのは乗り気がしません。
確かにいろんな条件をそろえてシミュレートしていけば、
「こっちのHITがこれで、相手のFLEEがこれだから、命中率〜〜%。
ATKとDEF考慮して、通常攻撃なら〜ダメージ、ML1なら〜、ML5なら〜。
だから最適は〜〜だ」
・・・というような判断は、不可能ではないでしょう。
ですがそこまでやってしまったら、利用者が何も考えなくても・何も操作しなくても、最適の行動をAIがやってしまう。
それのどこが「ゲーム」なんですかね。
レベル上げ「作業」のための効率と自動化を徹底するなら、それも1つの道かもしれませんが。
ともあれ。
まあ、ある程度こだわりがある人もいるってことはわかったので、
現状対応を渋って優先度と兼用にしていた「敵ごとの移動キャンセルOff/On設定」でも対応しましょうかね。
MMOBBSのあるスレを見ていて、昔、妹に勉強を教えていたときのことを思い出した。
妹 「ここはどうなるの?」
俺 「ここはこう考えて、この公式を当てはめるんだ。計算してごらん?」
妹 「わかんない。答えを教えて。」
俺 「答えを教えるのは簡単だけど、それだと次の問題が解けないだろ。」
友瀬は、別に万人が英会話ができる必要はないと思っている。
使わないスキルを学ぶ必要はまったくない。
もしあなたがまったく英会話ができなくても、
「〜〜に行きたい」「〜を食べたい」といったことを事前に翻訳・カードに書いておいて、
現地でそれを見せる・・・そんなやり方で英語圏を旅することは可能だろう。
そういうやり方も、ある意味で効率的でスマート。それは認める。
ただ、そういう方法では、予想もしなかった事態にぶち当たったときにいささか困ったことになる。
「鶏肉を食べたい」 「おいおい、ウチは牛専門店だぜ。」 「???」
端的にいえば、こんな感じのことはあるだろう。
こういうのは「自分が準備すべきことをしなかった」代償であり、覚悟すべきリスク。
省みるに。
あなたたちは、他の人の書いたカードを使ってこの世界を旅してるってこと。
それ自体は悪いことじゃない。
だが、その場合にどんなリスクがあるかはわかるはずだ。
それが嫌なら、きちんと準備しようや。
・・・なんの話でしょうね。