前提知識: ホムンクルスとID†
ホムAIプログラムにおいて、ホムンクルスが「何者か」を判断するための手段は原則として「ホムンクルスID」というデータしかありません。
これは「未進化・原種・バニル」とか「進化・亜種・フィーリル」、「ホムSバリエリ」といった、
画面上での見た目にヒモづいた数値です。
具体的には、以下のようになっています。
| 原種 | 亜種 |
未進化 | 進化 | 未進化 | 進化 |
リーフ | 1 | 9 | 5 | 13 |
アミストル | 2 | 10 | 6 | 14 |
フィーリル | 3 | 11 | 7 | 15 |
バニル | 4 | 12 | 8 | 16 |
| |
エイラ | 48 |
バイエリ | 49 |
セラ | 50 |
ディータ | 51 |
エレノア | 52 |
未進化原種バニル(水羊羹)なら ID 4、進化亜種フィーリル(火の鳥的なの)ならID 15、という感じですね。
Glenelgでの種族ごと設定ファイル†
Glenelgでは、以下の2種類のファイルにおいて、上記IDを利用して区別を行っています。
ai_option_xx.ini : その種類のホムの、基本動作設定
vs_enemy_xx.ini :その種類のホムの、敵種類別の動作設定
上記xx 部分が、ホムIDのファイルです。
ですから例えば、水羊羹バニルなら ai_option_4.ini / vs_enemy_4.ini の2つのファイルにしたがって動作します。
ですから、もし進化したら・・・†
ホムの進化(未進化→進化、進化→ホムS)を行った場合。
AIから見たホムのIDは変わってしまいます。
そのため、それまでの設定値もまた、無意味になってしまいます。
前述の通り、水羊羹バニルは ai_option_4.ini に基づいて動作していますが、
それが進化すると今度は ai_option_8.ini に基づくわけです。
ここまで書けばもうお分かりだと思いますが。
ホムを進化させた場合、昔の姿(ID)で使用していた設定を、今の姿(ID)にコピーすることで設定を継続させることができます。
前述の例であれば、進化した時点で ai_option_4.ini および vs_enemy_4.ini の内容を、ai_option_8.ini および vs_enemy_8.ini にそっくりコピーペーストすればいい。
ホムS進化も同様です。
例えば友瀬は昨日『進化原種バニル→エイラ』のホムS進化をしたので、
ai_option_8.ini を ai_option_48.ini にこぴぺ。
vs_enemy_8.ini を vs_enemy_48.ini にこぴぺしています。
以上、ご参考までに。
ご意見などがあれば。
- 早々のご回答ありがとうございました。
無事スキル発動致しました。
今後とも愛用させて頂きます^−^ -- けんぞ
- ご利用ありがとうございます。
すみませんが、3/3の日記に書いてあるように、Glenelgは現時点ではまだホムSのスキルの自動使用には対応できていません。暫定でよければ、以下のようにGlenelgのプログラムを部分的に編集してみてください。
USER_AI/skills.lua を編集。
次のような部分があるので・・・
SKILLDATA[8009] = {} -- ■ムーンライト■
SKILLDATA[8009][1] = { 4,2500,0,0}
SKILLDATA[8009][2] = { 8,2500,0,0}
SKILLDATA[8009][3] = {12,2500,0,0}
SKILLDATA[8009][4] = {16,2500,0,0}
SKILLDATA[8009][5] = {20,2500,0,0}
これを編集。上記の8009 になっている部分を8028に編集して保存。
その上で、ai_option_52.ini 内、攻撃スキル指定を以下のように変更。
ATTACK_SKILL_TYPE = 8028
これでとりあえず、ソニッククローがでるはずです。
-- ともせ%管理人
- バニル→エレノアです。
自動スキルでソニッククローが使えません。
どのように設定すればよろしいのでしょうか? -- けんぞ