一応、ですね。
これに近い情報はあるにはあるんですよ。
例えば、友達設定。
「同じ/同盟のギルドメンバー」のような、実質的に恒久的な友達もいるでしょうが。
「臨時パーティでの友達」は、少なくとも「そのパーティが終わったら」解散して忘れるべきものですよね。
例えば、まさに地図情報。
「その狩場で戦闘している最中」は、変わって欲しくないです。
が、「狩が終わって帰還したら」and/or「別の狩場に移動したら」、前の情報は忘れるべきです。
ポイントとなることは:これらの中間的記憶情報は「忘れなければならない」という点だと思っています。
それが、実は結構難しい。
- 利用者に「忘れろ」操作をしてもらうのが、一番簡単でかつ現実的ではあります。
- が、それは「利用者がそれ自体を忘れる」ことが当たり前にあり、結果誤動作につながります。
- 臨時PTで友達登録した人を削除し忘れると、後日「非PTのその人」に対して横殴りしてしまいます。
- AIが勝手に忘れることができるのなら、それはリーズナブルです。
- が、その場合「何が起きたら忘れていい」のかが、決めづらいのです。
例えば『範囲攻撃巻き込み禁止』設定されたラウレルを見つけたら、ここが『無条件に範囲攻撃を撃ってはいけないマップ』であると判断することは自体は、簡単に対応できます。
問題は、そういうフラグを『短期的』『中期的』でどう持つか、というところです。
短期記憶だと、テレポ狩に対応できません。
なぜならばテレポしたとたんに短期記憶は失われてしまうため、再びラウレルを見かけるまで AIは『初期状態==範囲攻撃許可』動作してしまうからです。
中期記憶だと、今度は『いつ戻せばいい』という課題が生まれます。
AIリロードされた。ここはどこなのか。
テレポしただけで、まだその『範囲攻撃禁止マップ』なのか。
ワープゲートで別フロア/マップに移動したのか。蝶で帰還して『街』なのか。
Glenelg では、一応「地図情報」に部分的に対応しているので。
例えば『特定座標にカプラさんがいる』ことを検出すれば、そこが『プロンテラだ』と判断するようなメカニズムがあります。
これを応用して、例えば『ラウレルがいる生体2or3』にはいないはずの敵がいたら、マップ移動した・・・と考えるような手は、打てます。
ただそれはメンテ性に問題があるので、正直やりたくないです。
例えばある日、生体3の敵に突然「アノリアン」が追加されたなら。テレポアウトしたらアノリアンだけがいたら、誤検出してしまいます。
友瀬がいつまでROを続けられるかわかりませんし、そもそもこれだけ多数になったマップのどこにどんな敵がいる、なんて情報をAIに組み込み・メンテするなんてやりたくないです。
# 前述の「カプラなどのNPC位置からの地図判定」もメンテが追いついてませんし、機能自体削除しようかと考えています。
現実的には、長期記憶のメカニズムを使って中期記憶相当の『範囲攻撃優先設定』みたいなスイッチを1つ作るのが、楽チンかな、とは思ってます。
ご意見などがあれば。