どんな仕様かというと・・・
ROで「桂馬とび的位置を移動先指定」したときの、オブジェクトの移動ルート。
わかりやすく図を描きます。
わかりますよね?
移動ルートは、出発点と目標点を結ぶ直線にはなりません。
ROでは、X/Y軸それぞれ独立して・同じ速度で「目標に近づく」ように移動します。
その結果、最初は「斜め45度」で直進。
X/Yのどちらかが先に「一致」するところまで移動したら、それ以降は残りの軸方向だけ直進。
そういう「2直線のつながる折れ線」になるわけです。
別の言い方をすると、ROの移動で「2点の間を一直線に移動」を保証できるのは。
「X軸のみ・Y軸のみ変化する縦横直線」と、「X/Y軸同時移動の45度直線」しかないのです。
これ、実は非常に苦しい。
『描くことができる軌道』が極端に制限されてしまうから。
例えば、『星型』とかは無理です。
あれは約30度の鋭角を描けないとならないですから。
厳密な意味では、「円運動」だってできません。
多くのAIでの円は、8角形で実現されているようです。
実は考えていた腹案には「文字軌道」があったのですが、これもちょっと検討しなおしが必要。
「45度の線」を使ったそれっぽい表現ができるか、考えないとならない。
もちろん、そういう仕様を理解したうえで相応の図を描けといわれたら、それっぽくはできます:
ドット絵を描くような要領でやればいいわけで。
ただそれでも、移動の滑らかさが弱くなるような問題も含めて、かなり苦しい部類といわざるを得ません。
ご意見などがあれば。