日記/2020-06-28

違い１：そもそも。†

神魔セットは「セット」なので、頭上段と武器が固定となります。
神魔バフォ自体が「攻撃速度増加」「範囲攻撃＆ヒール」「デュプレライトの詠唱短縮」などのメリットがあるとはいえ。
例えばエクセリオンセットなどとの併用ができないという意味で、正直防御面では苦しいのは否めません。

対してウルティオOSはそれ単体で使える武器。
他の装備で防御を固めることができるということです。

違い２：属性。†

ものすごく基本的な話。

神魔セットは、武器自体がブラッディクロス==闇属性ですし、ダメージの多くを依存するオートスペル「ダーククロス」も闇属性。
アスペルシオなどでの属性付与を使ってもダーククロス部分は闇のままなので、基本『闇属性』です。

対してウルティオは、普通の無属性武器。
物理攻撃部分には（デュプレライトの物理分も含めて）属性付与が可能です。

という感じで、装備としての使い勝手はどう見てもウルティオ有利と言えるでしょう。

攻撃力の観点では？†

これはなんとも説明しづらいので、友瀬のBase172殴りABで伊豆道場で実際に殴ってみて、そこから結果抽出してみました。

ウルティオでの攻撃1回だと、以下のような感じです。

[サンドバッグマン(無1)]に '774' のダメージを与えました。 ← 素殴り部分
[サンドバッグマン(無1)]に '20185' のダメージを与えました。 ←デュプレライトの物理追加分
[サンドバッグマン(無1)]に '33538' のダメージを与えました。 ←デュプレライトの魔法追加分

対して神魔セットだとこんな感じ。ダーククロスは2HIT攻撃なので2回でています。

[サンドバッグマン(無1)]に '917' のダメージを与えました。← 素殴り部分
[サンドバッグマン(無1)]に '3186' のダメージを与えました。←デュプレライトの物理追加分
[サンドバッグマン(無1)]に '4276' のダメージを与えました。←デュプレライトの魔法追加分
[サンドバッグマン(無1)]に '12312' のダメージを与えました。 ←ダーククロス分
[サンドバッグマン(無1)]に '12312' のダメージを与えました。 ←ダーククロス分

実際にはデュプレやダーククロスはオートスペルで確率的に発生するため、上記のような「完全ヒット」は毎回は起こりません：期待値はもうちょっと下がります。
デュプレ＆ダーククロスのオートスペルは、すべて発生率50%です。
つまり、上記の結果から考えると「1殴りでのダメージの期待値」はざっくりと以下のような感じ。

ウルティオ ： 26000 くらい (700+ 20000/2+30000/2 ）
神魔セット：16000 くらい （ 900+3000/2+4000/2+12000）

・・・あの「すごい」神魔セットよりも期待値高いということになります。
しかもこの実績データは「ウルティオは精錬値4」「神魔セットは+10ブラッディクロス」と、神魔有利な条件です。
いちおー神魔セットは闇属性持ちなので、相手が念とか聖とかだとウルティオよりも有利なところがでてきますが、いいかえるとそういう見方をしないとならないということで。
もちろんウルティオにはBaseレベルあたり＋７％の倍率が乗るのでレベルが低いうちであれば倍率さは乗らないですが、言い換えると「装備可能最低レベル」で1050％、172レベルなら1200％越え。2割引いたところでダメージは上回っているのです。

なお上述のように、上記期待値は「1殴り」分なので、Aspdが上がれば上がるほど、おかしなことになります。
現状のROでの素殴り最高速度の Aspd193は「秒間7回攻撃」なので、それを達成していると上記のダメージの7倍がDPS（Damage per Second/秒間ダメージ）となります。
神魔セットでも秒間11万ダメージを越え、ウルティオに至って18万クラスなわけで。

こりゃ、ウルティオ、とんでもない。

さらなる考察。†

上記データをみると、神魔セットのダメージがダーククロス依存だということがよくわかります。
ダーククロスは物理攻撃スキルなので、STRがある程度必要になります。

対してウルティオのダメージはデュプレライトに完全依存。
そしてデュプレは「物理」と「魔法」の両方が効いてきます。
つまり、例えばINT極振りであっても「魔法部分」が乗るので、使いようがあることになります。

ただ、デュプレ魔法部分は強制無属性なので、念相手ではやや苦しいか。

ご意見などがあれば。