というわけで、今年のアマツ祭、それなりに参加しました。
端的な感想としては・・・
- 遊べるイベント、という意味では、近年まれに見る優良イベントでした。
- 経験値的には皆無、金銭的にもそれなりと、ROというゲームとしてはアレですが。
PTプレイで遊べるミニゲームという観点で、類を見ない高品質。
- ほしかった限定アイテムは、友瀬のところでは未実装だったようです(笑)
とりあえず、今回のイベントでのミニゲーム「式神の廻廊」のルールメモ。
ついでに多少の分析も。
- 概要。
- ざっくり言うと:運の要素は多分にある、多数の2者択一ゲーム。
- ソロで挑むコースと、PTで挑むコースがある。それぞれ多少のルール差有り。
- ソロ・PT共通の基本ルール。
- ゲーム開始時、10本の鍵をもらう。
鍵は4色あり、どの色が何本手に入るかはランダム。
- 各フロアには2つの扉がある。
扉には決められた色があり、通過する際には色がマッチした鍵を消費する。
各フロアで何色の扉が出るかはランダム。「2つとも同じ色」のことも普通にある。
- 渡された鍵の中で、より先に進むことが目的。
- 当然、鍵の色がかみ合わないこともある:
例えば手持ちの残り鍵が赤と青1本ずつのとき、扉が黄色と緑など。
この場合、ここで手詰まり・ギブアップとなる。
- 単に通過するだけではなく、鍵の使用順番も重要。
具体的には、「同じ色の連続」「特定の2色+1色の組み合わせ」などの役があり、これをこなすとこなさないとでは、結果がまったく異なる。
特に連続使用が重要:5連鎖以上しないと得られないボーナスもある。
- ソロでのルール&ポイント
- 最深部は10F。
つまり、もらった鍵10本すべてを使い切ると、ボーナスがつく。
- 扉には4色の他に「虹色」という、どの色の鍵でも開けられるモノがある。
それなりの確率&決まったフロアで出現するので、序盤から手詰まりになることは少ない。
- また、このおかげで連鎖ボーナスも狙いやすくはなっている。
とはいえ、手持ちの鍵の色が偏らない限り連鎖はできないので、5連鎖以上はまず無理。
- ただそれでも、鍵の本数に余裕がないので、どんなにがんばっても最後のフロアは失敗率が高い。
最後の1色が2つの扉のどちらにも含まれなければNGなのだから。
- 扉の配色出現率が不明なのでなんともいえない部分はあるが。
仮に「全色均一」「虹色の扉は一切出現しない」条件ならば、最終フロアの突破確率は 43.75%。
- PTでのルール&ポイント
- 最深部は100層==鍵100本が必要。
- ROのPTは最大12人。各フロアは誰か1人が1つ鍵を消費すればよい。
- すなわち:PT全体で120本の鍵をもち、うち100本だけを使う。
20本の余裕があることになる。
- ソロのときとは異なり、虹色の扉はない。
- 虹色扉がないにも関わらず、100層完走はもちろん、役狙いの無理もかなりできる。
ソロとは異なる20本==各色平均5本程度の余裕が、非常に大きい。
ソロでは序盤に連鎖を狙うと、特定の色が早期になくなってしまいギブアップする羽目になるが。
PTでは序盤多少無理して連鎖狙いをしても、後半でつじつまあわせがしやすい。
- 実際によくやられていたのは、
「各自各色1つずつ鍵を残すこと前提で、連鎖狙い」というPT合意。
- 厳密には誰も宣言していませんが、これは言い換えると以下の3段階のステージを意識していると言える:
「序盤は自由に連鎖狙い」
「中盤は重複鍵消費重視」
「終盤は各色をバランスよく消費して、何色がきても大丈夫なように」
- ソロのときには鍵に余裕がないため、この「序盤」のようなアクションができないと言える。
- まあそれでも、最後のほうで「特定色の扉ばかり」になって詰まってしまうことは、まれにはあったようです。
友瀬は遭遇したことないですが。
ここ1、2年で見てきたイベントは
- ソロでもくもくとチェックポイントめぐり: マラソンやお使い系クエスト
- ソロでもくもくと狩り:チョコルチ狩り、卵狩り
- PTでもくもくと狩り: DD2
・・・と、どっちかというと「シビアに集中」したり、「タゲの奪い合い」的殺伐としたり、という印象を持ったのですが。
今回の回廊は、そこそこに頭は使うが、それなりにぬるい難易度故に和気藹々、という感じ。
そういう意味で、MMOとしては非常によかったのではないかと。
ご意見などがあれば。