『スクロール』は、公式LW作品においても対応キャラが極端に少ないカードです。
具体的には、Chessexの 『Othere, Djinn of Distinction』しか対応していません。
とりあえず、どんなものかというと・・・
- 文字通り、『魔法の巻物』を示したカードです。
- 物理的なモノで、1枚 xxGPというように金銭価値が付けられています。
- Othere では、ゲーム開始時にスクロールを1つだけ選んで所持するようになっています。
- 使用方法:専用の『Scrool』行動によって使用します。
- 処理的には魔法と同様です:この行動の結果相手の得点ページを開くことができれば、魔法の効果が発動します。
- Scroll行動時に、巻物を手にもっている必要はありません。
上記のように、使い方という観点で見るならば、
物理的な『金銭で性能を決める』アイテムを用いて、魔法的な処理を生み出すのが特徴といえるでしょう。
スクロール全体のお約束として『効果が、戦場にいる全員に影響する』ということが挙げられます。
以下いくつかの公式スクロール:
- 『Lector's Letter』というスクロールが発動すると、全員がそれぞれ何らかの武器を落とすまで、バックステップ(16)の実施が禁止されます。
- 『Quoto Machu』というスクロールでは、全員の剣の修整値が+1されます。
- 『Flories Pottii』は、それぞれの鎧に注目し、防具なしなら体力+2、皮鎧以上ならば体力-2とします。
なんとなくわかりますよね?
つまり、『全員に影響するのだけれども、どちらかというと自分有利』というスクロールが選べるわけです。
例えば:
- 『Lector's Letter』は、自分の回避性能も劣化するものの、相手が遠距離型ならば十分な見返りがあります。
- 『Quoto Machu』は、相手が剣を使っていなければ一方的にボーナスを得られます。
- 『Flories Pottii』は、自分が軽装&相手が重装ならば、一方的に回復&攻撃です。
で、今回のキャラでは、これを一種の結界術として採用しようと考えています。
まだ漠然と考えているだけですが、例えば以下のような感じ。
- 退魔結界。
逃亡条件を満たすことができるまで、非人間キャラクターは毎ターン1ダメージを受ける。
- もちろん自分は人間なので、どうということはありません。
- 砂塵結界。
Jumpおよび茶を実施した場合、成功ページに記述されている次のターンの得点ボーナスは無視する。
- 『砂で不安定』なイメージ。各種Jump系ページでボーナスを得る、高機動型へのプレッシャー。
こちら側は巫女==運動自体苦手のイメージで考えているため、もともとボーナスが少ない。
- 重力結界。
金属鎧の着用者は、すべての行動修整値-1。
- 暗黒結界。
遠距離におけるすべての修整値は-2される。
- 遠距離型への妨害。
こちらも突撃などで損はあるものの、重要な遠距離行動は『修整値:S』の魔法的行動中心にする予定。
カードの金銭バランスは、要検討ですね。
ご意見などがあれば。