『運/Luck』 の特徴は?†
文字通り、キャラクターの運をあらわすカテゴリです。
全体的な特徴としては、
『ある結果を強化/緩和する』タイプのカードが多いです。
イメージとしては例えば以下のような感じ:
- 得点されたとき、『運よく、威力が削がれる』
- 得点したとき、『ラッキーヒットで、効果が増加』
戦術/Tactics カテゴリにも似たようなタイプはあるにはあるのですが、
より『特定の行動に限定しない条件』で発生する傾向があります。
特徴:トリガー条件†
運カードは、戦術カード同様、ある特定の条件を満たしたときに使用できます。
この『トリガー』とも言える条件の観点で公式カードをざっくり分類すると、以下のようにカテゴライズできます。
- 得点しているとき。
- 例:『得点ページを開いたとき、その得点に+3する。』
この例の場合、単純にダメージを増やす。
- どのような行動をした・されたか、というのを問わないのが大きな特徴。
- 特定の得点ページをひらいたとき。
- 例:『足負傷ページを開いたとき、その得点に+4する。』
- 1つめのバリエーションといえる。
ページが限定されている分、コスト・効果比がお得な傾向。
- 得点されたとき。
- 例:『得点されたとき、3点減らす。』
この例の場合、単純にダメージを減らしている。
- これも、どのような行動をした・されたかを問わない。
- 以上の各得点トリガーが、運カードに多い。
これ以降は、独特な例外的カード。それぞれ1、2枚しかない。
- 特定のページを開いたとき。
- 例:『23ページをひらいた(相手を見失った)とき、相手は3ターンの間オレンジと黄色不可』。
偶然、相手の傍に障害物があった、という表現。
- 特定のページを開かれたとき。
- 例:『1ページを開かれたとき、武器を拾う。』
逃げたら、偶然武器が落ちていた。
1ページを開かれるにはこちらが『とびすざる(16)』をするしかないため、数少ない特定行動時のみ使える運カード。
- 相手が特定の行動を実施したとき。
- 例:『相手がオレンジを実施したら、41ページをひらく』
大振りした相手が、偶然バランスを崩した、というかんじ。
特徴:効果の傾向。†
効果は、かなりわかりやすく偏っています。
上記例内の「3つの例外」を除けば、以下の3パターンしかありません。
- 今回の得点にボーナスを与える。
- 例:『得点ページを開いたとき、その得点に+3する。』
- カードによって、増加量に差はある。
- 単純に固定値増やす他に、『ダメージ2倍(!)』というものも。
- ダメージを削減する
- 例:『得点されたとき、3点減らす。』
- こちらもカードによって、削減量や削減パターン・方法に差はある。
増加よりも、パターンは多い。
- 『修正値とボーナスをゼロで計算』、『刃物だったら全ダメージ無視』など。
- 行動制限を与える
- 例:『23ページをひらいた(相手を見失った)とき、相手は3ターンの間オレンジと黄色不可』。
- 判定やりなおし(!)
- 今回の『じゃんけん』をなかったことにする、掟破り。
第一回・二回と、Tactics/Luck カードの内容概要を解説したので。
次回はこれら2種に関するコスト分析の予定。
ご意見などがあれば。
今まで友瀬、ファンタジーカードについては『中身詳細は紹介しないよ』という立場でした。
非電源系ゲームにとって、この手の内容は『それ自体』と同じようなもの:
それがわかってしまえば、元の商品を買わなくたって遊ぼうと思えば遊べてしまうのですから。
ただよくよく考えてみれば、詳細紹介することと、それによるプレイをすることとは、別ですよね。
そのあたりを考えて、こんな方針で、解説文書を書くこととしました。
- すべてのカードを詳細解説することはしない。
- 主目的は、分類的な解説。
そのため、代表的なカードについてはやや詳しく書くものの、全てのカードについてはそうしない。
- あるカードについて書く場合、カードタイトルとおおよその効果・使い方に限定する。
- ルールテキストそのものを載せることはしない。
ですから厳密なゲームプレイはできない。
- もちろん注意書きとして
『ゲームでは持っているカードだけを使う』ことを明言する。
- これはまあ、詭弁的というか逃げ的なところがあるのは否定しませんが。
もうちょっと本音的なところを言うと:
改めて自分分析したほうがいいな〜。
そしたら、それを公開するのもいいな〜。・・・ってところ。
友瀬の『ろすと』では、独自設計のファンタジーカードを結構作ってます。
ただそれらを作るにあたっては、LW本誌ほど厳密には、既存ファンタジーカードを分析したわけではないです。
ある意味、競合者がいない(笑)ので、自分勝手してたんです。
#さすがに無茶はしていないつもりですが。
で、プリキュアLWのやまださんが、ファンタジーカード対応を考えているみたいだったので。
こりゃ真面目に(笑)やらんといかん、と(^^;;;
ご意見などがあれば。
- 分析楽しみです!
ファンタジーカードに関してはわからないことだらけで、色々と質問させてもらおうと思っていたので、この機会に勉強させていただきます。 -- やまだけい
『戦術/Tactics』 の特徴は?†
キャラクターの戦闘技術をあらわすカテゴリです。
全体的な特徴としては、
『ある特定の行動を強化する』タイプのカードが多いです。
イメージとしては例えば以下のような感じ:
- 『身をかがめる(20)』行動を、『身をかがめながら回り込む(20)』行動に変える。
- 『身をかわす(8)』を、『身をかわして隙をみて攻撃(8)』に変える。
- 『スイング系行動』を『突きへのコンビネーション可能なスイング系行動』に変える。
まさに『戦闘技術』というのが適切でしょうね。
特徴:トリガー条件†
戦術カードは、ある特定の条件を満たしたときに使用できます。
この『トリガー』とも言える条件の観点で公式カードをざっくり分類すると、以下のようにカテゴライズできます。
- ある特定行動に成功したときに、使用できるタイプ。
言いかえると、ある特定の行動の性能を変化させるタイプ。
- 例:『身をかがめるページ(P.29) を開かれているなら、23ページを開かせる。』
このページにいくには『身をかがめる(20)』を実施しなければならないので、
すなわちこのカードは、行動20の意味合いを変化させている。
- 表現の違いで次のような例もある:『かわし/Dodgeに成功したとき、相手に2ダメージを与える。』
『成功したとき』という表現がややあいまいだが、これはかわし/Dodgeは遠近両方に存在しうるため、ページを特定できないことに起因。
- Tacticsカテゴリの中でもっとも多いタイプ。
続く2つのタイプも含めると、16種中9つがこれに該当します。
- ある特定の結果ページを開かれた場合に、使用できるタイプ。
- 1つ目のタイプのバリエーションとも言えるもの。
『スイングページを開かれているとき、突きを実施してよい』というタイプ。
- 1つめのタイプとの違いは、このページに到達する行動種類が多いということ:
例えば剣士/QBレイナでは『スイング』の結果になりうる行動は『2,10,12,42,38,40,48, 24,36,44』 と非常に多い。
- 特定の行動後、その次の行動の結果を見て使用できるタイプ。
- これも1つ目タイプのバリエーション。
『跳びあがる成功した直後のターン、得点できた場合にxxx』というもの。
目に見えた効果は強化する対象は任意の行動だが、その条件を満たすためには特定行動:この場合は跳びあがる(18)を実施しなければならない。
跳びあがる(18) の結果ページを書き換えていることに近いが、カード使用タイミングが異なるのが特徴:得点発生時に使うことができる。
- 特定のページを見ているときに、使用できるタイプ。
- 例えば『31ページを見ているならば、xxx』というもの。
相手本の結果に依存するため、このような特定結果ページを開く行動は1つに特定できない。
2つ目のタイプの裏、とも言える:指定ページの傾向から例えば『腕命中用==上段攻撃を強化』というグルーピングができる。
ただそれでも、前述タイプのものに比べると行動種類との紐付けは弱い。
- これもTacticsカテゴリに多いタイプ。
次のカテゴリも含めると、16種中5つがこのタイプ。
- 特定ページを見たときに、次の行動宣言後に使用するタイプ。
- 前述のバリエーション。および、後述のバリエーション。
例えば『相手を見失っているとき(P.23 を見ている)、サイドスイング可。行動宣言後に使用。』というもの。
トリガーは『特定の結果を受けているとき』。使用タイミングが独特。
- 特定の行動を禁止されているときに、使用できるタイプ。
この制限を緩和するタイプ。
- 例えば『赤行動を禁止されているとき、修正値-2のペナルティ付きで赤行動を実施してよい。』
前述した『スイングページを開かれているとき、突きを実施してよい』というのも、このカテゴリといえる。
- このタイプの特徴は、カード使用タイミング。
LWシステムの『じゃんけん』の都合上、カードを『後出し』することになる。
- 例えば、赤禁止のときに、相手に事前宣告することなく、赤の行動宣言をしてよい。
そして行動宣言後に、ファンタジーカードを提示することになる。
- 実はすべてのカードのこのように書かれているわけではない。
が、カードのコストや効果を考え、こう解釈するのが適切と判断している。
特徴:効果の傾向。†
・・・と、いう表題ですが。
Tacticsの効果については、あまりはっきりした傾向はないです。
いちおーざっくりとしは以下のようにはいえますが、ある意味で当たり前といえば当たり前ですし、例外が多いのも事実。
- 特定のページを開きなおす。
例えば『31ページを開いたとき、53ページを開く。』
- 基本的には、得点のあるページを見ているときに発生するタイプの結果。
ある意味で、ドワーフ/QBユーミルなどの『足を引っかけて転ばせる(41ページ行き)』に近い。
- 特定のページを開かせる。
例えば『かがむページを開かれているとき、23ページ(見失う)を開かせる。』
- これは実は特例タイプ:具体的にはこのカードしかない。
この例の場合29ページのテキストを書き換えるのと同じようなものなので、わかりやすくはあるのですが。
- 今回の得点にボーナスを与える。
例:『移動カテゴリを実施後、得点ページを開いた場合に得点を2倍にする。』
- Jump/移動カテゴリ実施後に発生するタイプ。
要は移動の位置取り・反撃を表現している。
- 直接ダメージを与える。
例:『かわし/Dodgeに成功したとき、相手に2ダメージを与える』
- これも上記例と同じく、Jump/移動カテゴリ実施後に発生するタイプ。
このタイプの特徴的な点は、『こちらが得点ページを開いていなくても、ダメージになりうる』という点。
Jumpカテゴリを実施しても、多くの場合得点ページは開けないし、かつJump系は修正値がマイナス。
普通は得点できないので、こういう特例的な記述になっているといえる。
- 行動制限を与える。
例:『1ページをひらかれたとき、相手の次の行動を緑と黄に制限する。』
- これも移動系に対応。
基本的には挑発行動を表現している。
- 行動制限を緩和する。
例:『スイング成功時、次のターン突きを実施してよい』
- これにはあまり傾向がない。
とにかく何らかの行動制限がある場合に、それを緩和するだけ。
ということで、今回はここまで。
現時点では、まだ分析というには甘いですが。
ご意見などがあれば。
1月以降、かなり「固まった」状態。
まだ山は越えていないのですが、ある意味での区切りなので、ものすごくざっくりと。
- 基本的なステータス。
- まがりなりにも社会人なので。
1月〜3月は本業の年度末のあれこれで、いろいろとアレな状況です。
- それでもまあ、休日はそれなりに遊んでます。後述。
- 体調的な話。
- 知っている方にはもう恒例の情報:友瀬、咽がでりけーと(笑)で。
例年 1月〜3月くらいは、咳からくる生活苦に陥りがち。
日によって調子は違いますが、「夜寝れない」「長い会話が厳しい」などなど。
- ということで、今年も似たような状況。
年度末にこれは、正直勘弁してほしいです。
- それでも今年は・・・というか、ここ数年がひどすぎたのですが・・・
3月に入ってだいぶ落ち着きました。
- 創作系。
- あんまり進んでません。ちょっと遊びすぎ。
本業に圧迫されて平日に時間がとれないのは仕方ないとして、休日が(^^;;;
- 微妙にやっていること。
冬のイベントで、プリキュアLWのやまださんと立ち話させてもらいました。
その際の話題からちと思うところあって、公式ファンタジーカード回りの整理中。
近いうちに連載掲載する予定。
- とはいっても、現時点ではまだまだ整理しきれていないんですが。
- 遊び具合。
- 休日は、友人と RO に興じていることが多いです。
のめりこみすぎ。
- 最近のヒット:「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」。
元はWeb小説〜Webコミックですが、紙出版で拾って。
コミックはその描写上かなりダイジェストで進めている雰囲気なので、気が向いたら小説版を読もうかと。
ざっくりと概要を書くと:
- 基本的世界観:現代日本と中世的ファンタジー世界とをつなぐ『ゲート』が発生。
- ファンタジー世界側からの『侵攻』をきっかけにした、自衛隊の活躍。
- 戦闘・アクションシーンは多々ありますが、物語の中心は異文化衝突と自衛隊得意(笑)の人道的支援、そしてそれを取り巻く政治/群像劇っぽい感じ。
ファンタジー世界の人間観と、現代人の感覚の差、というか。
ご意見などがあれば。
- ○やまださん。
ありがとうございます。
ええと、すごい時間に書き込まれた様子:生活ペースはそれぞれとはいえ、ご自愛ください。 -- ともせ%管理人。
- 二日ほど遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。 -- やまだけい