情報の発信というか活動というか、そういうものには。
たぶん2つのタイプというか立場があるんだと思う。
1つは『情報を出すこと』自体に益を感じる、という立場。
もう1つは『受け取ってもらえる==役に立つ』ことが益という立場。
これらは完全に分離できる話ではなく、誰もがおそらくはこの2点の間のどこかにいると思う。
どっちがいい/悪いという話でもない。単なる立場・バランスの話。
件の子供は、前者寄りなのだ。
もちろん、受け取ってもらえたという『後者』的な喜びは大いにある。
だけど同時に、『受け取ってもらえないことはある』ことは気にもしていない。あるいは当たり前と考えている。
空振りを気にせず、行動しているのだ。
件の親は、後者寄りなんだろう。
挨拶を『受け止めてもらって』初めて喜べる。
『当たればうれしい』のはわかっていても、『空振り』することが苦痛。
だから『当たる』とわかっている範囲 and/or『うまく当たるように意識して』アクションしている。
思い出した知人というのも、このあたりで友瀬と温度差があったわけです。
友瀬は、前者寄りなんですよ。
Webページなんてのは最たるものですよね。本質的に『誰が見るかわからん』し『レスポンスもらえる保証なんてどこにもない』。
もちろん『当たればうれしい』し『当たってくれるに越したことはない』ですが。
同時に、レスポンスがあまり無くても、それが即『やらない理由にはならない』んです。
自分で作っていること自体が楽しい、というのが正しいかな。
逆に、その知人はかなりの後者寄りで。
なにかを発信するには、その受け手の顔が浮かばないとできないレベル、だったんだと思う。
例えば『友瀬に渡す情報は、友瀬向けにチューニングしてないとダメ』というような。
根底にあるのは『提案する以上は、相手が喜ぶものを』という優しさ、なんだと思う。
典型的な例としては、本とかDVDとかのモノの展開的な話。
- 友瀬の場合。
- 『自分が面白かったモノ』だから。
集まりの際に持ち込んで『面白かった。興味があればどお?』と展開しようとする傾向が強い。
- もちろん、モノによっては『これは特にAさんにお勧め』とかやるけど、基本的には指名なしの全員向け。
- 友瀬的には、それを受け取ってもらえるかどうかとか、誰が受け取るかとかは、あまり重要じゃないんだよね。
繰り返すよ:もちろん受け取ってもらえればうれしいのよ。
だけど、受け取らない/受け取れないという相手の都合だってある。だから多くの場合、それはMUSTではない。
- その知人の場合。
- 例えば『友瀬が好きそうだと感じたモノ』だから。
集まりの際にもってきて『友瀬さんへのお勧め。』と展開しようとする。
- ここには『知人自身には合わなかった==自分にとっては微妙だけど君には面白いかも』というケースもある。
- 前述したとおり、『受け取ってもらう以上は、楽しんでもらいたい』という優しさといえる。
考え方の差の話で、どっちがいい・悪いって話じゃないと思っているけど。
やっぱり友瀬は『友瀬主観に縛られる』ので、結果的にもやもやさせられることも多かったのは事実。
- 友瀬の上記のような『興味があればどうぞ』展開について。
- その知人から『俺が興味ありそうなものを選んでよ』といわれたことあり。
『勧められたら断れない』し『興味ないものを見るのは苦痛』とも。
- そりゃあ、興味ないものや見てつまらないものを渡されたら、不満だろう。
だからクレーム自体は理解できるし、仕方ないと思うよ。
- だけど同時に、こっちとしてはそんなのは折込済みなんだよ。
だから最初から『基本指名推奨はしないで』『強制せずに、興味があればどお?』なんだよね。
- 『第一印象でアウト』なら、即断ってくれてもいい。
『見た結果ダメだった』ってのもあるだろうし、結果『ダメだった』コメントになることもあるだろう。
それは『仕方ない』っていう立場なんだよ。
- そもそもにおいて、『相手が何を望んでいる』なんて正確なことはわからんよ。
もし『狙って絞って』も、外れれば当然苦痛。というか『推奨された』分、むしろ『最初に断る』こともしづらいだろうし。
- その知人が、友瀬と共通の友人Aさん向けに『今年のアニメ』リストかなにかを渡していたときの話。
- 友瀬が『それ、友瀬にもコピー回してよ』と言ったら、『無理。リスト作るの大変なんだから』と。
- これも典型的な温度差。
- その知人的には『このリストは Aさん向け』で、それをそのまま友瀬に渡すのは精神衛生的にダメなんだよね。
『友瀬に渡すには、友瀬用に精査しないとダメ』だから、『それはさすがに大変』と。
- 『友瀬向けのを作るのは大変だから無理』という判断自体は理解できる。
友瀬だって『個人向けを作るのは(いろんな意味で)できない』から、『興味があればどうぞ』の共通品展開なんだし。
- でも、友瀬は『コピーでいい』と言っているんだよ。それが『100%友瀬の好みに合うか否か』なんて考えてない。
ちょっとでも重なったところで、話題ができればいいじゃない。
- その知人が友瀬に渡したものについて。
- 友瀬が『マイナス』な反応をしたら、クレームをつけられたこともある。
『なんでそんなひねくれた見方するんだよ』と。
- 気持ちはわかるよ。
彼的には『友瀬向け』に狙って絞ったんだから『当たって当然』で、だからマイナス反応は予想外だったんだろう。
友瀬のコメントが『予想と異なる』から、『ひねくれた』と思ったんだろう。
- だけどそれは『提供側の読み違い』なんだよ。別に友瀬が悪意もってやったわけでもない。
そこでクレームつけられても困るよ。
- ここまで書いて気づいたけど、これは2つ上の『友瀬のGlobal発信に対する知人クレーム』の裏、ですね。
ご意見などがあれば。
前回も書いたとおり、重要な要素として「2回目の天秤終了時点」で、以下がわからないとならない。
- 候補3枚以下、かつ偽物の重さの予測が付く。
- 候補1枚、かつ偽物の重さが予測できない。
今回の記事のポイント。†
前回のやり方のうち、天秤1回目が傾いた場合、
すなわち「重い候補4枚+軽い候補4枚」になったあとの処理が、もうちょっとシンプルにできます。
重い候補4枚+軽い候補4枚のときの、2回目&3回目。†
2回目として、天秤の両方にそれぞれ「重い候補2枚+軽い候補1枚」を乗せる3枚ずつの比較状態にする。
前回の記述に近い書き方をすると・・・
- 重い候補の4枚を、Aa, Ab, Aa',Ab' とする。
- 軽い候補の4枚を、Ba, Ba' Bc, Bd とする。
- 「Aa,Ab, Ba'の3枚」と、「Aa', Ab', Baの3枚」とを比較する。
- この「'」指定は、後の論理説明に関わります。
端的に言うと「'あり3枚が偽物候補」か「'なし3枚が偽物候補」というように絞ります。
このようにした場合、以下のように判断できる。
- つりあう場合。
- 天秤に乗っていない「軽い候補2枚」のどちらかが偽物。
- 3回目でその「軽い候補2枚」を比較して、より軽い側が偽物として特定できる。
- 傾く場合
- この場合、「下がった側の重い候補2枚」と「上がった側の軽い候補1枚」の合計3枚が、偽物候補と言える。
- 最初の表現でいうならば。
「Aa,Ab,Ba'」側が下がったら、偽物候補は「Aa,Ab,Ba」。
「Aa',Ab',Ba」側が下がったら、偽物候補は「Aa',Ab',Ba'」。
- わかりますよね?
偽物が軽かった場合、上がった側の「軽い候補」が偽物。
偽物が重かった場合、下がった側の「重い候補2枚」のどちらかが偽物。
この時点では、上記のどれが偽物かまではわからない。
- 天秤に乗っているのは「左右対称のバランス」なので、どちらに傾いても同じ論理で判断できます。
- 3回目として、上記の「重い候補2枚」を比較。
より重い側が偽者。
つりあった場合、天秤に乗っていない「軽い候補」が偽物。
ご意見などがあれば。
ポイントとしては・・・
- 「どれが偽物かの特定」
- 「偽物が軽いか重いかの特定」
・・・という2つの観点がある、ということ。
多くの場合、これら両方を一度には特定できないので。
「重いかもしれない偽物群」「軽いかもしれない偽物群」を絞って、そこからアプローチと。
「偽物には違いない」という条件から、「正しい」ものと比較して特定するアプローチと。
これらをうまく組合せ・繰り返して対応していくことになる。
偽物が「軽いか」「重いか」がわかっているならば、天秤1回で 3個のコインから1個の偽物を特定することができる。
偽物が「軽いか」「重いか」がわかっていなければ、天秤1回で 2個のコインから1個の偽物を特定することができる。
逆に言うと、最初の2回で候補を3個以下に絞り込めないと、これを突破することはできない。
偽物が「軽いか」「重いか」を特定するにも、天秤1回が必要になる。
ただ「1個ずつ」比較していてはきりがない:ある程度まとめて、予測も含めた判断が必要になるケースもあるだろう。
天秤1回目†
12枚を4枚ずつ3つのグループ A, B, C に分ける。
で、AとBとを天秤で比較する。
この結果発生するのは以下のいずれか。
- つりあう。
- この場合「天秤に乗っていない C」の4枚のどれかが偽物。
- 同時に、A,B の合計8枚は「本物」。
- 傾く。
- 「重い偽物が含まれるかもしれない A 4枚」と「軽い偽物が含まれるかもしれないB 4枚」の予測ができる。
- もちろん天秤上は「軽いかもしれないA」になるパターンもあるが、パズル的には等価なので区別しない:「重かったほうをAに命名しなおす」だけでいいわけで。
- 同時に Cの4枚は「本物」
1回目がつりあった場合の、2回目&3回目。†
C に含まれる4枚を仮に Ca,Cb,Cc,Cd とする。
この中に必ず偽物が含まれるが、重い偽物か軽い偽物かは、不明。
そこで、「Ca, Cb,Cc の3枚」と、「本物3枚」とを比較する。
この結果、発生するのは以下のいずれか。
- つりあう。
- Ca,Cb,Cc が本物であること確定。⇒ 残った Cd が偽物。
- 3回目の測定で、Cd を本物と比較。重さ確定。
- 傾く。
- Ca, Cb,Cc のどれかが偽物。また「本物との比較」で傾いているので、偽物の「重い・軽い」が特定できる。
- 3回目の測定で、Ca, Cb を比較。傾けば、「偽物の重さ」からどちらが偽物かを特定できる。
- もしこの測定がつりあえば、Cc が偽物確定。
1回目が傾いた場合の2回目†
重いかもしれない4枚を Aa,Ab,Ac,Ad とする。
軽いかもしれない4枚を Ba,Bb,Bc,Bd とする。
「A系3枚+B系3枚」vs「本物6枚」とできれば前述の「Cの4枚に本物がある」ケースと同じになるのだが、
このケースの場合「正しいコイン」が4枚しか特定できていないので、それは無理。
代わりにわかっている情報:「Aグループは、偽物だとしたら重い」「Bグループは、偽物だとしたら軽い」というのが、特定のためのヒントになる。
「Aa,Ab,Ac, Ba,Bb」の5枚と、「正しい4枚, Ad」の5枚とを比較する。
この「重いかもしれないAd」を正しい側に混ぜているのがポイントか。
この場合の結果は、以下の3パターン。
- つりあう。
- 天秤に乗っていない Bc, Bd のいずれかが偽物。
- 3回目で Bc, Bd を比較。Bグループに存在しうるのは「軽い偽物」なので、より軽かったほうが偽物。
- 「Aa,Ab,Ac, Ba,Bb」側が下がる。
- Aa,Ab,Ac のいずれかが偽物。
- 「Ad」は「重い偽物候補」なので、「正しい4枚, Ad」側が軽い故に上がった可能性はない。
また、Ba,Bb は「軽い偽物候補」なので、こちらが下がった場合には本物と言える。
- 3回目で、Aa,Ab を比較。Aグループに存在しうるのは「重い偽物」なので、より重かったほうが偽物。
- ここで Aa, Ab がつりあう場合、Acが偽物。もちろん「重い偽物」
- 「Aa,Ab,Ac, Ba,Bb」側が上がる。
- この場合、Ba, Bb, Ad の3枚のいずれかが偽物といえる。
Ba, Bb が軽いために上がったのか、Adが重いために下がったのか。
- Aa, Ab,Ac は「重い偽物候補」なので、このケース==こちらが上がる場合本物と特定できる。
- 3回目で Ba,Bbを比較。Bグループに存在しうるのは「軽い偽物」なので、より軽かったほうが偽物。
- ここで Ba, Bb がつりあう場合こちらが本物なので、Adが偽物。もちろん「重い偽物」。
以上。
ご意見などがあれば。
幸か不幸か、あまり順調じゃない進捗だったので、らっきーと思うことにします(^^;;
ご意見などがあれば。
- ○石倉さん
去年の夏ぶりです。日記にはちょろっと「落ちた」って書いただけですけど(笑)
日記/2015-07-08
○やまだけいさん
抽選ですから、まあ仕方ないですね。
ご指摘の3ジャンルの絶対数は確かにそうかもしれませんけど、コミケの仕組みからすると、どちらかというと、いわゆる「ドイツゲー」的な方向で電源不要ジャンル自体が微増状態、というほうが効いているかもしれません。
やっぱりLWはプレイ規模的にはマイナーな変則ゲームブックですし。
-- ともせ%管理人。
- あらら落選でしたか。今回はうちも参加を見送ったので、(他にLWで申し込みしてるサークルがなければ)今夏はLWの頒布物がなくなるわけですね。艦これ・刀剣・東方の三大ジャンルが全てゲームというのが地味に他のゲームジャンルを圧迫してますね。 -- やまだけい
- 落選は何年ぶりですか? -- 石倉
pukiwikiはあくまで「wiki」であって「日記用SNS」じゃないんですよね。
もちろん今までもやっているように日記用にも使えないことはないんですが、カレンダー周りは決して便利とはいいがたく。
気にはしてたんですが、まあ妥協してた、ってとこです。
とはいえ、友人からROページのほうで突っ込みがあったので、少しいじった、という感じ。
さすがにPHPは本職じゃないので、ちと手間取りました。
ご意見などがあれば。