• どんなゲームか
  • いわゆる『太平洋戦争の海戦』をモチーフにした、仮想SFゲーム。
    当時の艦船を擬人化した==『艦娘』をユニットにし。
    謎の存在である深海棲艦を相手に『海戦』で立ち向かう。
    
  • プレイヤーは艦娘達数人からなる『艦隊』を構築して、クエスト攻略に向かう。
  • クエストは大きく３種類。
    • 遠征。
      任務を選び、それを実施する艦隊を１つ指定すると、開始。
      その遠征に指定された時間（5分〜48時間！）が経過すると、結果がでる。
    • 通常海域の海戦。
      常駐のクエストで、任務を選ぶと艦隊出撃。
      後述する『移動⇔海戦』を繰り返して、そのマップの最終拠点まで進めていく。
    • 期間限定イベント。
      文字通り、期間限定。内容的には、上記の『常駐クエスト』とほぼ同じ。

• 艦娘の入手方法は、ざっくり2種類。
  • １つはクエストでのドロップ。
    通常海域・イベント海域の戦闘に勝利すると、たまに入手できる。
    
  • もう１つは、建造。詳しくは後述。

• その他いろいろな要素はありますが、割愛。

• なんで始めたか

• その『設定的にマニアックな作り』に興味を引かれたからです。
  友瀬はこれでもヒストリカルゲーマーの属性があります。
  このゲームはいわゆる『擬人化もの』ですが。
  艦娘にしても、各種クエストにしても、かなり『ヒストリカル観点でマニアック』なつくりになっているのです。

• なんでやめたの？
  • いわば『攻略本通りにやらないと遊べない』ゲームだと気づいたから、でしょうか。
    別の言い方をすると、複雑すぎて1人では攻略できない・Wiki的な外的コミュニケーション利用が必須だったためです。

• このゲーム、多くのところでランダム的表現・演出があるのですが。
  実際にはしばしば『単なるランダム』ではなく『必要前提条件』があり、かつその前提が明確に情報提供されていないのです。
  そのため失敗になった場合に、『運悪く失敗した』のか、『条件不足で絶対成功しない』のかがわかりません。

• 例えば、建造（艦娘を入手できるガチャのようなもの）。
  このゲームでは建造のために「弾薬」「燃料」「鉄鋼」「ボーキサイト」という4種類の材料をそれぞれ任意量投入消費します。
  ただ、この材料、単に多く投入するだけではダメで、欲しい艦種に応じた『妥当な比率での投入』が求められる。
  
  • 例えば空母が欲しければボーキサイトを多くする。戦艦ならボーキよりは鉄鋼重視、というように。
    そして、このレシピどおりにしてもあくまで運なので、狙った艦種が出るとは限らない：例えばレシピ通りでも『空母ができない確率』はかなり高い。
    そしてこの『比率レシピ』は公式からは何も情報がない。
    というか、前述の「特定レシピでなければ特定艦種ができない」という事実自体も公表されていません。
  • 普通に遊んでいると、材料投入は『全部最小値』とか『全部大きく』とかになりがちでしょう。
    結果例えば、『空母が欲しくてもまず建造に成功しない』ですし、それは『単に運が悪くて出ない』と感じるだけになる==改善もしようがないことになります。

• 例えば、海戦の戦略マップ。
  戦略マップでは、艦隊が移動する順路が設定されており、それは枝分かれしたり収束したりする。
  で、枝分かれ部分ではランダムに進行方向が決まるようになっており、運が悪いと「最終ボス」にたどり着けない。
  
  • が、ここで「ランダム」と書いたのは、一部嘘なのが、問題。
    艦隊の構成によって『決まったルートにいく・行かない』が決まるケースがある。
    例えば「駆逐艦が多数いるならこっち」とか「艦隊の探査力が一定量あればこっち」というような。
    そして、その条件は明示されないことがしばしばある。
  • 結果、艦隊の構成によってはどうやってもそのクエストをクリアできないケースがある。
    

• これらは、一種のパズルとしてはまあわからなくはないです：試行錯誤で攻略/建造することは不可能とは言いません。
  が、さすがに「ほぼノーヒント」とか「数週間のイベント期間中」とかいう条件があるので、かなり厳しいものがあります。
  つーか、少なくとも友瀬個人では、クリアできるとは思えませんでした。
  
  • なにしろ、建造には「素材と、できる艦娘に応じた時間」。クエストにも「相応の素材消耗と時間」がかかるのです。
    時間と素材が無限にあれば試行もできますが、そういう限界があるわけです。
• 試行数が十分集まれば、クリアはできるでしょう。
  実際、攻略 Wikiには、多くのプレイヤーが実施した経験的事実から求められた『実質的な解答』があります。
  ですが、友瀬は『自分でパズルを解きたい』のであって『パズルの答えを知りたい』わけじゃないです。
  Wiki を見て、それにあわせて設定して、あとは神頼み。
  それは友瀬的には、ゲームじゃないです。

• もう１つ。
  クエスト実体においてプレイヤーが操作する選択肢があまりなく、『艦隊作って送り出す』までが仕事、というところも微妙でした。
  つまり、これも『Wiki を見て、それにあわせて設定して、あとは神頼み』になってしまうので：ガチャとなにも変わらないのです。
  
  • 戦略級ゲーム的・『プレイヤーは提督』という立場からすれば、まあそれっぽくはあるのですが・・・

とまあ、そんな感じ。

トータルで見ると、プレイヤー操作に対するレスポンスの感度が悪すぎて、ゲームとして遊べなかった、ってとこかもしれませんね。

ご意見などがあれば。