端的な感想としては、いろいろ理解できるけれど、悩みどころでもある、かなぁ。

電子機器なのでセキュリティを考えると、どうしても寿命は短くなりがち。
QrioはおそらくAndroidを利用して動いているはずで、そうするとAndroidOS自体の保証がせいぜい5年くらい。
それを考えると、2015年発売のデバイスがそろそろ寿命というのもわからんではない。

とはいっても、だからといって無条件に「はい、そうですかわかりました」とはいいづらい。

実際問題、製品の動作・機能自体は非常に便利だし、そもそも「鍵」なので、使い続けたいのは当たり前。
現時点では、友瀬には直接的な影響はないけれど。
友瀬の使っているモデルは2018年ころからの発売なので、3年後には我が身、でもあるわけで。

ともあれ、クラウドサービスの弊害がまたも、というのは間違いない。
鍵管理とかをインターネット経由必須にしているのも１つの問題だと思うんだよね。

QrioLock という製品は、単に鍵を開閉するだけなら、スマートフォンのBluetooth通信だけで実現できる。
クラウドが必要なのは、最初に鍵を作成したり、他の人に鍵の複製（実際には別の証明書を持った独立した鍵）を発行したりする処理だけ。
極端な話、インターネットに接続しない「家庭内に管理サーバを立てるような製品」でだって実現できる話なので。
このあたりについて、今後見直しとかしてもらえると嬉しいなぁ。

ご意見などがあれば。