calendar_viewer 日記/2023-06
new<<
2023-6;
>>old
[日記] |
||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
2023/6/16 (金)
ニュース斜め読み&一発コメント、2023/6月版。†
- 記載の自分ルール。
- 著作権的に元記事リンクは貼る。
- 元記事が消えることはよくあるので、消えても大丈夫なように、記事の背景を書く。
- 上記に加えて、友瀬のコメント。
あわせて5行まで。
- 著作権的に元記事リンクは貼る。
AI成果物が急増したことで「AI生成コンテンツをAIが学習するループ」が発生し「モデルの崩壊」が起きつつあると研究者が警告
https://gigazine.net/news/20230614-feedback-loop/
AIの学習のための入力データについては著作権的な視点で問題になることが多いけど、これは別の視点。
インターネットに「AIが作ったコンテンツ」が増えたために、「AIが作った信用できないコンテンツ」を学習してしまう。
そういう「再帰の呪い」「環境の汚染」が起きている、という話。
これも結局、何度か話題にしている「AIのアウトプットは信用できない」話の延長だよね。
アウトプットをコントロールすることなんて、やっぱりできないんだよ。
新幹線の車内でスマホが勝手に反応? 「これはウザイ」「乗っ取られそう」JRの実証実験に困惑の声
https://encount.press/archives/470783/
新幹線の座面テーブルにスマートフォンを置いたら、ブラウザ上で勝手にJREのサイトが立ち上がった。
原因はテーブルの裏に貼ってあるNFCで、JREが試験している新しいサービス試行実験だった様子。
原因はともかく、これはスマートフォン側の仕様の難しさ、というかやりすぎ仕様のような気がする。
お財布携帯的な「NFCカード側」と、NFCを読む「NFCリーダー側」との仕様がごっちゃになっているような。
NFCカードリーダーとして使おうとした場合、タッチして動くのはスマートだけど、勝手にアプリまで動かすのはちょっと違う。
巧妙に偽装されたQRコードを読んだことでスマホを乗っ取られ銀行預金を盗まれてしまった事例
https://gigazine.net/news/20230509-qr-codes-fake-tickets-surveys-steal-money/
スマートフォンハック関連でもう1つ。QRコードでアンケートサイトにつないだら、マルウェアを仕込まれてしまった、という話。
手口自体はそれこそ10年以上前から知られている(参考:友瀬の過去日記)が、QRコード決済などで使われやすくなっているのが問題か。
本質的な問題は、実はQRコードではく、インターネットの仕組み自体:人間には理解しづらい文字列でサイトを特定しているということ。
人間には理解しづらいために入力できないから、取り扱いやすいQRコードで提供するという方法が使われているので。
その意味では「リンクを提供している人をどこまで信用するか」になるので、難しいですね。
ハッキングしてみたらできちゃった。人工衛星のセキュリティ甘すぎ問題
https://www.gizmodo.jp/2023/05/hackers-control-government-owned-satellite-test-esa-jpn.html
欧州ESA(European Space Agency)が、人工衛星へのハッキングチャレンジを開催。
その結果『2019年にに打ち上げられた小型衛星OPS-SAT』のコントロールを奪う方法が見つかったという話。
「GPSシステム、姿勢制御システム、搭載カメラのアクセスが可能」「悪コードを仕込むこともできる」状態だったとか。
衛星といえどもいわゆる IoT機器、ハッキングの恐れがあるし、地上の制御センター経由で狙えるんだろうけど。
理屈的には「衛星落とし」とかも狙えるわけで、「2019年製という古さ」や「物理的なアップデート不可」など、いろいろ怖い。
「ジャパン・メタバース経済圏」誕生へ メガバンや三菱商事など10社が合意 “異世界RPG風”で
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/27/news117.html
日本のメジャーが手を組んでメタバース基盤「リュウグウコク(仮)」を構築、そこでいろいろと展開しようとしている、という話。
同基盤に提供される各サービスやコンテンツは、それぞれが移動する「街」「城」「乗り物」となって世界をさまようという形らしい。
努力はわかるけど、どうも空回りに見える:必要なのは「世界観」じゃなくて、VR空間にする理由・必然性なんだと思っている。
極端にいうと、メタバースってインターフェースが「ブラウザ」か「VR的視点」かというI/Fの差なんだよね。
VR機器・VR表現の必然が見えないと、その世界に移動しようというモチベーションが起きにくいんだよ。
凍ったペットボトルをブチ込んで体をヒエヒエにできる山善の「水冷服 DIRECT COOL」はどんな代物なのか?
https://gigazine.net/news/20230408-yamazen-direct-cool-overview/
冷水の力で体を冷やす「水冷服 DIRECT COOL」を着用してどれぐらい冷えるのかサーモグラフィカメラでチェックしてみたレビュー
https://gigazine.net/news/20230409-yamazen-direct-cool-hands-on/
だいぶ前から「空冷式の上着:ファンを使って服の下に風を起こして涼しくする」ものが出ていますが。
それに対抗するような「水冷式:冷たい液体を流して、冷やす」ものが出ているという話。
服ではなくリュックサック形式で、凍結させた水ペットボトルを冷源に、背中と背負いベルトを冷やすというかたち。
空冷式が「風で汗を乾燥させる」発想なのに対して、こちらは「冷たいものを当てて冷やす」方式。
ちょっと興味あるけれど、冷える場所が局所的にならざるを得ないのが気になるかな。
ご意見などがあれば。
2023/6/15 (木)
雑記:ルールに意思はない。使う側によって善にも悪にもなる。†
一度5行記事で書き始めたんだけどおさまらなかったので、1つの枠で記載します。
全仏テニスで起きたトラブルまわり。
きっかけはちょっとした事故だったんだけど、審判の判断に対する相手選手のクレームで、失格者が出たというような事件。
「お気持ち」と「ルール」、「マナー」、「スポーツマンシップ」・・・あたりがキーワードになるかな。
「お気持ち」は無視してはならないところはある。それは差別・迫害に繋がる話だから。
だけど同時に、それには「声の大きい・押しの強い側が有利」という理不尽にもつながる。
公平に考えるスポーツマンシップ、お互いに気づかいするマナーを無視した「お気持ち表明」は、危険なんだよ。
まず、5行に収まらなかった理由:次の通り、内容が結構根が深いので。
友瀬的に整理してみます。
- 事件の概要:全仏テニスで起きたトラブルまわり。
- ある選手が、ボールをボールガールに返そうとして、ボールガールの方向に軽く打った。
- ところが、そのボールにボールガールが気づかず、頭に命中。結果として「ぶつけた」形になった。
- この行為に対して、主審は「警告(次やったら失格にするぞ)」を告げた。
- その判断に対して、対戦相手がクレームをつけた。
テニス運用ルールに基づけば「暴力」「スポーツマンシップに反する」から「失格」に該当するから、「失格」が妥当だろう、ということ。 - 主審は「警告」で済まそうとしたんだけど、対戦相手はクレームを取り下げず。
結局、クレームが通って判定が覆り、ボールをぶつけた側が失格となった。
ここまでが、記録にも残っているような端的な事実。
で、リンク先に書かれているのはこのようなやり取りで「失格が確定」となったときのクレームをつけた側の振舞い。
「ほくそ笑んだ」==「しめしめ、うまくいったぞ」的な感じに見えた、という話ですね。
ちなみに「ボールガールにボールをぶつけると失格」というのは、コードバイオレーションというルールに基づくらしい。
テニスのルール 反則・コードバイオレーションの段。おもしろルールも!
https://tofutennis.com/rule_code-violation/
この記事どおりであれば、「ボールガールにボールをぶつける」という直接的なルールはない。
「暴力的行為」にあたる「スポーツマンシップに反する行為」とか。
「ラケットを地面に叩きつけたり、相手に投げつけたり」の延長で、ボールをたたきつけた、とか、だろうか。
確かに暴力はアウトだろう。
素手で立っているボールガールに向かって、一流選手が剛速球を放ったとかなら、大怪我にもなりうる暴力にあたるわけで、そりゃ「一発失格」だよ。
だけど今回の場合は、「ボールガールに返そうとしたボールが、たまたまボールガールに当たった」だけ。
ごく普通に・一般的にやられている行為で、選手側には何の悪意もない。
むしろ、ボールガール側の不注意、自業自得だろうといわれても文句が言えないという側面すらある。
また別の視点で、他の記事類を読むと、ボールが当たってしまったボールガールが泣いてしまったらしく、それが原因ではないか、という見方もあるらしい。
要は「悪意はなく、普通の返球だった」としても、当たれば痛いし怪我はする、暴力行為を受けたのと変わらない。
「業務上過失傷害」的な考えで、これはこれでその通りですよね。
加藤失格は「不運でレア」 映像確認ルール化に期待―日本テニス協会審判委員長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023060900941&g=spo#:~:text=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88,%E3%82%8C%E3%81%B0%E5%8D%B3%E5%A4%B1%E6%A0%BC%E3%81%A0%E3%80%82'
ただ、こういう考え方を持ち出し始めると、「お気持ち」問題の側面がでてくるわけです。
どう感じたかを基準に考えざるをえず、そして「どう感じるか」は人によって温度差がある。
ボールガール側にとって「不意打ちで勢いのあるボールだった、暴力だ」と感じられたのなら、それは暴力と言わざるを得ない。
同じように、クレームをつけた選手からみて「結果はどうあれ、相手が泣くような行為をしたならそりゃ暴力だろう」という考え方が通らないとは言えない。
とはいえ、この場合「相手選手」についてはやっぱり疑問符がでる。
まさにスポーツマンシップ==フェアかどうか、という視点で見てさ。これ、自分がこう判定されたら納得できるのかな。
誰もが普通に一般的にやっている「緩い送球」が、相手の不注意起因で「暴力行為」とみなされているわけですよ。
しかもそれを判断する立場の審判は、一度は「警告」レベル==そこまで致命的なものではないとしているわけです。
友瀬がこれで失格とか言われたら、正直不満ぐるぐるになるだろうし。
対戦相手の立場だったら、「運がなかったよ」がベースにあって、審判の「警告」判断に対してごねるまではしないよ。
つーか、スポーツの世界では「審判の判定に対してクレームをつけること」自体が「スポーツマンシップに反する」行為に当たるよね。なんで「失格にしろ」ってごねてるのさ。
その意味で、このクレームには、それこそ「これ幸いに蹴落としてやる!」みたいなのが、見え隠れするわけですよ。
最初の記事にある「ほくそ笑む」の件は、まさにそういう感じ:そういう意見がでてもおかしくないくらい、クレームをつけた側が非常識に見えた、ということだと思う。
本題とずれるけど。
加藤未唯の失格騒動「なぜ主催者が罰せられないのか」 欧州メディアで識者指摘「ボール当たるリスクは当然」
https://www.j-cast.com/2023/06/13463204.html?p=all
このボールガール自体が幼すぎることをして、
「コートの中でボールが当たるリスクがあるのは当然のことで、子供たちをコートに連れてきた主催者の責任だ」
「なぜ15歳未満の少女があのような危険地帯にいるのだろうか」
「なぜローランギャロス(主催者)が罰せられないのか理由が分からない。」
「野球と同じように保護用のヘルメットが必要だ」
・・・というような意見を言う人もいるようです。
・・・ほんと、「お気持ち」って十人十色で、難しいですよ。
ご意見などがあれば。
- 動機については、わからんではないです。お金に綺麗汚いはない、というのに通じるんでしょうね。
でもだからといって、「スポーツマンシップに反するから失格だろ」というクレームを審判につけるのは、特大ブーメランでしかないです。その場での得と、長期的な損とのバランスの問題を考えると、決して「お得なクレーム」とは思えないところですね。
-- ともせ%管理人。 2023-06-25 (日) 07:00:54 - 何故ごねる=金がかかってるから
これに尽きるかと
生活掛かってるんですから私たちのようなアマチュアスポーツの感覚では計り知れないものがあると思いますよ
まあ理解はできても共感はできないけどね(^^; -- tokazaki 2023-06-24 (土) 07:47:02
2023/6/5 (月)
雑記:ニュース斜め読み&一発コメント、2023/5月版。†
6月に入ってるけど、記事は5月のものメインなので許して(笑)
Twitter的な「個人的意見」に起因する話題がメイン。
- 記載の自分ルール。
- 著作権的に元記事リンクは貼る。
- 元記事が消えることはよくあるので、消えても大丈夫なように、記事の背景を書く。
- 上記に加えて、友瀬のコメント。
あわせて5行まで。
- 著作権的に元記事リンクは貼る。
『これはChatgptで出力した江戸末期の説明文です。この文章で間違っている部分を見つけ、修正しなさい』
https://twitter.com/IBARAKIhyakuri/status/1663011583507988480
Twitterネタ。社会・歴史の先生が『ChatGPTで作った文章の「嘘」を見つける』課題を出してきた、という話。
ときどき話題にしている『ChatGPTは信用できない』という点を逆手にとったかたち。
別の言い方をすると、ChatGPTを『間違った文章を自動生成させる』という使い方をしている。
信用できないアウトプットをチェックして使うのは当然だけど、誤りまでを利用するという考え方には正直驚き、感心した。
同時に勇気はあるよね:出題者として『誤りはすべて見つけられる』自信があるということでもあるので。
ウキウキで購入した「ゼルダ」の新作 プレイしようと箱を開けると、衝撃の展開が待っていた
https://limo.media/articles/-/41047
店舗でゲームを購入し、家で箱を開けたら空箱だった。
それも当然、ゲームでは一般的な『万引き防止用』の空箱を「セルフレジを通して」買って帰ってしまったから。
笑い話ではあるんだけど、同時にセルフレジ方式のリスクではあるかな、とは思った。
箱には「空箱、カウンターに持ってきて」と書いてあるので、うっかり以外の何ものでもない。
店側には「空箱のバーコードをつぶしておく」という手もあるにはあるけど、まあそこまでしなくても、ですし。
有名漫画家が考えたトーナメント表 バトルマンガに“共通する考察”に「展開が熱い」「この試合が一番面白いまである」共感続々
https://times.abema.tv/articles/-/10081318
創作でよくある「バトルトーナメント」で、ツリーを埋めるために作った「名もなきキャラ同士の枠」をどう描くか、という視点で。
「ここを面白く描けるのがかっこいい」という意見をめぐって話題になっていたという話。
あくまで主観だから悪いとは言わないし、理解も賛同もできるんだけど、同時に解決できない部分もあり難しいと感じた。
これって友瀬がときどき言っている『悪い群像劇』への入り口でもあるんだよね。描きすぎでグダる、という。
描かなくたって面白くできるんだよ:未読の人にはすまんけど、事例として『修羅の門の不破北斗の話』を挙げておくよ。
「夜10時、突然鳴った自宅のインターホン。外にいた見知らぬ男性が手にしていたのは...」
https://j-town.net/2023/05/30345915.html?p=all
自宅のカギを落としたら、夜、見知らぬ人が届けに来てくれた。うれしかったので住所を聞いて後日お礼に向かった・・・という体験談記事。
友瀬的には、正直恐怖にしか思えなかった。投稿者の警戒心のなさに震えたというのがより正確か。
もちろん届けてくれた人の善意を否定する気はないけど、残念ながら今のご時世、きれいごとだけじゃないよね。
届ける側だって、例えば警察経由で渡すとか、やりようはあるはず。
どうやって「鍵から住所を知った」のかも不明で、ストーカーでは?という疑いすらあるわけで。
ご意見などがあれば。