日記/2007-11-15
パブリックコメント。†
というわけで、10/12の日記で挙げた、著作権関連、パブリックコメント募集の件。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000283&OBJCD=&GROUP=
今日必着が納期ですよ〜。
興味がある人はだせよ〜。
もちろん、友瀬は提出済みです。
やりすぎると。†
今本屋にいくと、ほとんどの店ではコミックはビニールで包まれていて、中を確認することはできない。
少し---といってももう20年は昔のような気はしますが---前はそんなことはなく、立ち読みし放題だった。
売る側としては買ってもらいたいし、そういう意味で立ち読みはやめて欲しい。
ただ「中をちょっと見て価値を知ってから買う」という需要もあったし、いちいちビニールがけする手間やコストもあるから、
『立ち読み禁止』という張り紙で我慢していた。
もちろんこの「禁止」にはなんの強制力もない。
破って立ち読みしまくったって、何の罰則もない。
せいぜい店のおじちゃんに嫌な顔や皮肉を出されるだけだ。
おそらくこれは、少なくとも日本全国で同じ姿があったんだろうね。
最初は店員さんがビニール袋に1つずつ入れるようになって。
そしていまや、ラッピング機が当たり前のように使われている。
もちろんそこには、ビニールラッピングの技術が進んだというのはある。
だがそこには「立ち読みが多すぎる」という苦情、「立ち読みを阻止したい」という、需要が先にあった。
そしてその元凶は、「立ち読みしすぎ」という買う側の態度にある。
断じて「立ち読みし放題にしている店側」の責任ではない。
繰り返すが「中をちょっと見てから買う」という、売る側と買う側、両方がニコニコできる妥協点はあった。
だが買うべき側が「適切なコストを支払わないウハウハする」行為が広がって、
結局両方ががっかりする「全冊ラッピング」状態になっているわけだ。
・・・できるからって言ってやりすぎるとさ。
本来妥協してもらっているところまで、つぶれてしまうことは多々あるのよ。
できるからってやりほうだいするんじゃなくて、それよりだいぶ手前・相手が我慢できる範囲でやるってのが、往々にして平和だと思うよ。