今回のバージョンアップの目的†
もともとは、内部テストしていた「地図サイズの簡易計算処理」を埋め込んだ Ver0.09をリリースするつもりだったのですが。
別口で、[ECO] で始まるカード名称がうまく検出できていないバグを見つけたので、それを対応してリリースした、という実情です。
地図情報とトレージャハント†
ChatAnalyzer では「Wiz的イベント」での罠解析の仕組みがあります。
似たような感じで、今回の製錬祭のような「トレジャーハント」の対応もちょっと考えたのですが・・・動作仕様を検討していたところダメなことに気づきまして。
結果、トレジャーハントはブラウザアプリでの対応となりました。
→トレジャーハント
ちなみに対応しなかった理由は、トレジャーハントでのヒントの提示方法に起因します。
「Wiz的罠ヒント」はヒント文字列がそのまま直接チャット文字列になっていたので /savechat での取得が効果的だったのですが。
トレジャーハントでは、ヒントは「RO内のポップアップウィンドウ」として提供されるんですね。
つまり、もしChatAnalyzer を利用しようとすると、ユーザがROクライアント上のChat窓に手入力しなければならないし。
しかも、バトルモードと併用していたりするとその入力すら難しいです:
入力開始の「Enter」をすると、ヒントが出ている窓が進んでしまったりするので。
その手間を考えると、ブラウザに手動入力してもそんなに変わらないな、と。
ご意見などがあれば。
「娯楽モード」って?†
ホムが「娯楽に興じる」モードです。
このモードでは、ホムは一切の戦闘行為を行いません。
代わりに、プレイヤーが一切操作しなくても、適当に走り回ったりスキルを使ったりと「遊びまわり」ます。
このモードになると、GlenelgWatchの状態表示が
Mode_Amuse
となります。
どうやったらその「娯楽モード」になるの?†
Glenelg v0.77では、以下の2種類の方法をサポートしています。
ただし、どちらの方法も初期状態では「設定されていません」。
GlenelgWatchで使用するように設定してください。
- 「一定時間、ボスケミが移動していない」とき、自動的に娯楽モードになるように設定できます。
- 「ホムが暇で、勝手に遊びだす」形です。
- GlenelgWatch内「ホム設定→共通:娯楽」タブで設定できます。
ここで時間を指定してください。
- 実際には、上記時間が経過していても、ホムの HP/SPのいずれかが減っていると休息(移動しない)を優先します。
- なお、設定するなら少なくとも3分(==180000msec)以上に設定することを推奨します。
この設定では、たとえ戦場でも「PCが止まっていれば」遊び始めます。
3分静止とか、ちんたら狩ってると意外とありますよ。
- 専用の命令操作で、娯楽モードの開始・終了を指示できます。
- 「プレイヤーがホムに『自由時間開始、解散!』と命令する」ような形です。
- Glenelgでは一般的な、「ALT+SHIFT+右クリック」や「スキル割当」を利用します。
ただし、初期状態ではこの「命令」はどの操作にも割り当てられていません。
この方法を用いる場合、「ALT+SHIFT+右クリックメニューの編集」や「スキル割当の編集」を
する必要があります。
どうやったら「娯楽モード」を解除できるの?†
Glenelg v0.77では、以下の2種類の方法をサポートしています。
- 「ALT+T」で、追従モードに切り替えることで、娯楽を終了します。
- 専用の命令操作で、娯楽モードの開始・終了を指示できます。
- 「プレイヤーがホムに『自由時間終了!』と命令する」ような形です。
- 上記「開始」の節に書いたコマンドが、共通です。
「娯楽」の内容について。†
ざっくりと、以下の2カテゴリの「娯楽」をランダムに実施します。
すこし遊ぶと「飽きて」、またランダムに「娯楽」を変更します。
あらゆるカテゴリ・パラメータはランダムで、プレイヤーが指示することはできません。
- ダンスモード。
- いわゆる「くるくる運動」です。
- 「くるくる」については、以下のようなパラメータもランダムに選択・実施します。
- 回転形状。円(八角形)・正方形・ひし形(45度傾いた正方形)の3種類
- 回転半径。1〜5セルの5段階。
- 回転方向。右or左。
- 移動遅延。1軌道(形状の一辺)を動くたびに最大800msecの移動停止を行う。
- 追跡モード。
- 画面内の対象をランダムに選び、それを追いかけます。
- 選んだ対象に追いつく(隣接する)と、それに対してじゃれつくアクションをします。
これに加えて、ホムは自分のできること(スキル)に応じて、追加でいろいろします。
- アミストルは、「キャスリング」を使ったダンスバリエーションを持ちます。
- リーフは、適時「緊急回避」を使って加速します。
- バニルは、ボスにじゃれつくときに「カオシックベネディクション」でアピールします。
- 以上の「未覚醒ホムスキル」は、ホムSでもそれを使えると判断した場合には使用します。
例えば「元アミストルのエレノア」は、アミストルダンスを行います。
- ここで「使える判断」は、Glenelgの他のスキル使用設定でその「未覚醒ホムのスキル」を登録してあることを理由にします。
例えば「強化スキル:ディフェンス」が登録されていれば「元アミストル」と判断します。
- ディータは、「ラーヴァスライド」をランダムに使用し、その攻撃領域内で回転ダンスします。
- セラもディータ類似で、「ポイズンミスト」を使用・その周囲をダンスします。
- バイエリは、「移動⇔シュタインワンド」を繰り返し、地面に模様を描きます。
- エイラは、じゃれつくときに対象に「サイレントブリーズ」を使用します。
- サイレントブリーズには「沈黙させる」副作用があるため、対象がマジシャン系列orボスケミorNPC(!)でなければ使用しません。
- いずれの場合においても、スキルを使用する行動は、SP残量が90%を超えているときのみ実施します。
- 残量が少ない場合、代わりに「4秒じっとする」ことでSP回復を試みます。
・・・フィーリルおよびエレノアについては、今回のバージョンでは専用ダンス/行動はありません。
理由は日記/2017-04-28の5番目を見ると、なんとなくわかるのでは。
あしからず。
ご意見などがあれば。