というわけで、まずは本題とはちょっと外れる＆ネタバレにもなるのですが。

• 『甲賀忍法帖』は、いわゆる忍術バトル系の作品。
  複数の陣営に、それぞれ数人ずつの忍者が参加して殺しあう。
• 個々の忍者は超能力・魔法ともいえる超人的な『忍術』を持っている。
  その能力による独特な戦略・作戦・戦術が作品自体の見せ場。
  • その特質上、戦闘は1vs1になりがち：たとえ味方であっても『技の秘密』を見せるわけにはいかないので。
• 『天膳』は、この作品における一陣営のトップクラスの人物。
  彼の能力は『不死身』。死んでも数刻で自動的に復活する。

多くの忍術は『必殺・必勝』の技ではあるのですが、天膳の能力ゆえにそれは『必殺・必勝』ではなくなるのがポイントで。
『防げなくても相打ちくらいはできた→天膳は生き返るので、実質勝利』とか。
『一方的に天膳が倒される→天膳復活、技の秘密・弱点がばれる→再戦で天膳（側）勝利』とか。
そんな感じになるわけです。

もちろん天善の不死身にも『弱点』はあるのですが、それは気づかれていない。
というか相手から見ると『何で生きている？』という疑問は持てても、天善に2度目の死を与えることができないため、これも『初見必殺』になっている、というのが面白いところかな。

これ、物語としては面白いんですが、ゲームにすると・特にLWシステムで再現しようとすると、いろいろ苦しい。
なぜかというと、プレイヤーの視点が『天善の位置にある』からなんですね。

LWシステムでは、例えばColdDrakeのブレスは『一撃必殺』ですが。
この場合『種がばれている』ので、少なくとも近距離でこれを食らって死ぬことはまずない。
『バックステップしたからブレスの可能性あり！』と警戒されてしまうと、行動番号36という攻撃はまず当たらないのです。

・・・わかりますかね？ 初めてDrakeと戦うはずのキャラがなぜ。
『バックステップしたからブレスの可能性がある』
『ブレスは行動36相当なのでｘｘすれば回避できる』
・・・と判断できるのか。

プレイヤーという『天善』が見たからです。

これがある以上、いわゆる奇襲的なことは、結構難しい。

本当の意味で奇襲的な仕組みは可能なのですが、それはそれでバランスブレイカーなんですよね。

例えばいわゆる防御攻撃の48・44・６の3行動を『必殺技かもしれない行動』と指定して。
戦闘開始前に、そのキャラのプレイヤーがそのうちの１つを秘密裏に選んでメモなど残して。
初めてその行動を実施したとき、そのメモを公開、ヒットしたなら『勝ち』とする。

・・・これは、まさに『奇襲的な必殺攻撃』にはなるけれど。
これはこれで、強すぎるわけですよ。

ご意見などがあれば。

正直、需要があるかというとかなり微妙・・・というか、たぶんないのですが。
まだ準備ができていない Wings of Witches の電子版を見越した作戦、とご理解ください。

それでもまあ、KASU残党==ボードゲームのサークルとしては、かなり難しいところですけどね。

ちなみにシステムはBOOTH： Pixivが手数料だけで無料提供している場所です。

ご意見などがあれば。

• なんか、上記リンクから開くと「Bad Request」という表示になることがあるようです。~
  「リンクをコピー」してブラウザに入力すると普通に開くので、BOOTH側がなにかやってるんじゃないかと思われます。
  とりいそぎ。 -- ともせ％管理人。 2017-08-23 (水) 18:50:07

ちなみに、友瀬が提供しているプラグインも「厳密にいえば少し修正が必要」です。

問題があれば、適当にバージョンアップします。

ご意見などがあれば。

Twitter ってあくまで「つぶやき」で。
興味深いものがあっても、以下のような理由で結構困るんです。

• 公式の「お気に入り」登録は可能だけど。
  • 「お気に入り」の上限があって、しかもその上限を超えた登録をすると古いものが「無警告」で消えてしまう。
  • そのため、これでマークしても気が付くとなくなってたりする。
• 公式の「モーメント」というメカニズムがある。
  • いわば「気に入ったTweetのグループ管理」のメカニズム。
  • 現状、表示方法に難があって。
    携帯デバイスからの参照を意識した「大きい」引用しかできない。
  • また、いつ「お気に入り」のような上限設定がなされるかわからない。

とまあこんなあたりがありまして。
上記「モーメント」のようなものを、自前のサイト上でやっておこうかな、と思ったわけです。

・・・正直、Twit自体も結構消えているので、この方式ではなく『引用コピーを保存』したほうがいいケースもあるようには思ってますが・・・まあ、悩みどころですかね。

ともあれ。
仕組みは作ったので、てきとーに記録するようにします。
たぶん、一部非公開のものも作ったりするかもしれません：あしからず。

ご意見などがあれば。

ともあれ、以下いつもの通りの振り返り。

• 「夏」ということですが。
  • 今年は非常に涼しく、夏らしくない夏、という感じでした。
  • 朝からずっと曇〜小雨・霧雨状態だったのが大きかったようです。
  • 隣の方からいただいた500mlボトルも含めて、１リットルしか水分消費せず。
    これだって、帰りの荷物を減らしたかったので、ちょっと無理して飲んだくらい。
    例年この気温だとうれしいなぁ。

• KASU残党としての成果状況。
  • まあ、そこそこ、かな。
    
  • QBも終わったし。新刊もアレだったし。
    むしろ、新規の方が2名いらしたほうが、意外な結末（＾＾；；；

• その他いろいろ。
  • 今回、おとなりさんが"Keeper of Garbage Lore"さん：だいぶ昔に可動フィギュアを使ったLW本を発表なさっていた方でした。
    なんか、飲み物とか飴とか、たくさん差し入れいただいて、恐縮でした。
  • 今年の話題と言えば、やはり叶姉妹でしょう（笑）
    あいかわらずのお一人様参加の友瀬はさすがにいけませんでしたが、知人が行ってました：
    わりと早い時間についたのにすでに大行列、モノは完売だったそうですが名刺類をもらって握手してきたそうです（笑）

とりあえず、そんな感じで。

ご意見などがあれば。

端的に言うと、この夏、LW本の新作はボツりました。
単純に、お絵かき時間が確保できず、というのが大きい。

で、この夏は以前からときどき書いていた『LWシステムでの多人数戦闘』ネタで、オプションルール本を出すことにしました。

別途検討している『タッグ戦用キャラ』を考えていて、その中で生まれた汎用的モジュール、という感じですね。

部分的にお庫出し。

新しいカテゴリの『Initiative』というカードを投入しています。
カード名とアイコン的な表現で、何をするカードかはわかるかと。

このカードやコスト用ポイントをどう入手するのか、ってのが、特徴的な感じですね。

多人数戦闘用を意図したカードを中心にはしていますが、それ以外：個人戦闘でも使えるようなネタは埋め込んでいるつもりです。

とりあえずは、こんな感じで。

ご意見などがあれば。